コースの特色

Level 3 からの接続コースで、人文・社会学分野の学術的な内容の教材を用い、大学での勉学の基盤となる教養、学術的な語彙力と表現、勉強法を習得します。主な対象は中学3年生と高校1年生です。
4技能をバランスよく学び、終了時には8000語程度の語彙で書かれた文章を読解し、アカデミック・ライティングやディスカ ッションで使いこなせることを目指します。英語母語(ネイティブ)講師のパートでは、学期ごとに異なった切り口で世界各地の歴史や文化に触れ、教養を培うとともに要約の技術を磨きます。さらに、ライティングではパラグラフを基礎として、英語圏大学で通用する論理的構造をもったエッセイの書き方を指導し、添削を経て最終稿の書き直しまで丁寧にサポートします。
最終学期には受験予備校では受けられない実践的で幅広く応用できるスピーチ・プレゼンテーションの訓練も行います。日本語母語講師のクラスでは、体系的な文法の完成に加え、国内大学の入試で必須要素となる、英文解釈・和訳・英訳などの演習形式にも年間のリーディング教材を通じて取り組み、TEAPやTOEFL® など4技能型の試験にも対応可能な論理的思考の訓練、Test-Taking Skills も紹介されます。授業で英検®対策は行いませんが、修了時に1級相当の実力に到達することを目標とします。

通常授業

授業時間 週1回3時間、年間45回の授業があります。(火曜日スタート、振替出席は届け出制)
講師 日本語母語講師と、英語母語講師がチーム・ティーチングで指導します。
授業内容 小テスト、文法演習、読解演習、ディスカッション、作文演習
宿題 ①文法課題 ②読解演習 ③ディスカッションの準備 ※授業外に週4時間程度の学習が必要です。
期末テスト 各学期最終週に、テストが実施されます。
接続コース EA570 / EA580(国内大学受験カリキュラム)、SA500(J PREP Scholars)

※受講を希望する場合、レベル認定テストの受験が必要です。
※年間の授業予定および使用教材は、生徒の習熟度に合わせて変更されることがあります。

担当講師から

中村 和義 Kazuyoshi Nakamura

The University of Oklahomaで物理学を専攻。帰国後英米文学部に転部し、英文
学を修める。物理学部では『超伝導』を専攻。大学卒業後は、都立高校、大手予備校等で30年以上にわたり大学受験を指導してきたベテラン講師。

およそ、それが母国語であろうとなかろうと、あるテーマに関する記述を理解するためには、そのテーマに関する背景知識がなければ到底理解が望めないのは言うまでもありません。
量子力学の素養がなければ、『シュレジンガーの猫』に関する新聞記事は『読めない』のと同様、『ベルリンの壁』や『鉄のカーテン』と突然言及されても、近代史の知識が無いと読めても『読めない』という状態になります。まして、それが母国語でない英語の場合はなおさらで、語彙力不足がもう一つの壁となり、辞書を引くことが円滑な思考を妨げてしまい、原書を読破するなど思いもよらないこととなります。
いよいよこのコースでは本格的なLiberal Artsへの取り組みを、多彩な英書を多量に読み進めることよって深化させ、英語によって背景知識を理解し、『英語を読む』ことの面白さを味わいます。単に言語習得を超えた、真の教養の陶冶への第一歩を目指しています。大きな挑戦ですが、やりがいのある1年となることでしょう。

受講生の声

私がJ PREP に通い始めたのは中1の頃で、ES120 からのスタートでした。最初は正直塾に通うのはあまり気乗りしていませんでした。しかし授業に出席して、宿題をやり続けている内に、自分が J PREPを楽しみながら続けていることに気づきました。まず学校とは異なり、ネイティブの先生と少人数でやりとりできるので、英語を聞いて話すことに抵抗がなくなってきました。
また、ライティングでは文章の書き方を丁寧に教えていただき自分でも上達した、という実感が湧いています。そうした教えがなかったら自分で英語の文章を作ることは今でも苦手にしていたのではないかと思います。そして周りとディスカッションを重ねることにより、日本の学校ではなかなか学べない「、自分の意見を発信する力」も身につけていくことができると感じています。
受講コースが上がるにつれ、特にネイティブ・パートの授業が難しくなってきたのですが、授業で扱うテーマが面白くて新しい世界が広がる感じがしています。例えば Outliersはどう天才が生み出されていくのかについて色々な角度から考えられていて、今まで考えたことのなかった考え方に触れることができました。私はただ単にテキストをなぞる授業でないところが好きでJ PREP に通い続けているのだろうなと改めて思いました。

(2020 年度 ES450 在籍 / 聖心女子学院高等科1年)