代表挨拶

子ども英語:早期習得の利点を
最大限に活かすために

J PREPでは、英語を早く学び始める利点を最大限に活かす指導を行います。
2020年より、公立小学校で英語が教科として教えられるようになり、すでに5年が経過しました。
中学以降の英語教育も全般的に底上げし、レベルアップしてきました。
さまざまな社会的要請に従う形で、こうした政策転換がなされてきたわけですが、結果としてすべてがうまくいっているわけではありません。問題点を列挙すると、下記の通りです。

  1. 音声の習得が大切な時期に、母語の外字表記であるローマ字と、英語の基礎が十分な区別なしに教えられ、結果として児童が混乱している。
  2. 十分な説明なしに英語を丸飲みすることを迫られるため、英語嫌いになって中学校に進学する生徒が一定割合いる。
  3. 中学校以降の英語は以前に比べて格段に難しくなってしまったため、小学校で苦手意識を持った生徒が、あとで挽回することが難しく、結果的に大きな格差が生じている。

こうした懸念点に対して、早期に、合理的な学び方をすることで、長期的な英語力を底上げしていく。 J PREP Kids はこの点を明確に意識した上で、カリキュラムや教材を編成しています。

加えて、注意しなければならない点も多々あります。小学生と大人では、言葉を吸収するための能力、得意分野に大きな違いがあります。大人に効果的な練習方法は、小学生に同じような形で効果的とは限りません。
習得目的が明確で、学ぶ意欲を自分で確認できる大人と違い、小学生にとって、学ぶ動機付けが重要になります。

今日の子どもたちが、一生涯を通じて学び続け、新しい価値を社会に生み出していくためには、英語を道具として使いこなすことが不可欠です。
私たちの指導が、子どもたちの将来に大きな影響を与える、この事実を明確に意識しながら、指導に当たらせていただきます。
J PREP 代表
斉藤 淳

プロフィール

斉藤 淳  Jun Saito

J PREP代表、元イェール大学政治学科助教授。1969年山形県酒田市生まれ。

上智大学外国語学部英語学科卒業(1993年)、イェール大学大学院政治学専攻博士課程修了、Ph.D. 取得(2006年)。
ウェズリアン大学客員助教授(2006-07年)、フランクリン&マーシャル大学助教授(2007-08年) を経てイェール大学助教授(2008-12年)、高麗大学客員助教授(2009-11年)を歴任、2012年4月に帰国、英語塾代表として起業。
イェール大学助教授時代はセイブルック寮の舎監も務め、3年間にわたって学生と寝食を共に過ごす。これまで各大学で「日本政治」「国際政治学入門」「東アジアの国際関係」などの授業を英語で担当した他、衆議院議員(2002-03年、山形4区)をつとめる。

研究者としての専門分野は日本政治、比較政治経済学。主著『自民党長期政権の政治経済学』により第54回日経・経済図書文化賞(2011年)、第2回政策分析ネットワーク賞本賞(2012年)をそれぞれ受賞。
2014年に発売された『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』と『10歳から身につく問い、考え、表現する力』がベストセラーとなる。2017年12月に『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』、2023年に『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』、2024年に『斉藤先生! 小学生からの英語教育、親は一体何をすればよいですか?』を刊行。
J PREP では、全体の統括に加え、教材開発、授業、進路指導を担当。
福島県南相馬市の外国語教育推進アドバイザーに就任 (2022年~ )。