S.T.さん2024年
出身高校高輪高等学校
進学先慶應義塾大学 法学部
難しい局面ほど上を目指すチャレンジ精神
英語を得点源に余裕のある受験生活
Tさんは中1から高3までの6年間、J PREP に通塾しました。小学生まで英語を習ったことはありますか。
帰国子女で2歳から6歳までアメリカに住んでいましたが、英語を使いこなせるほどではなかったです。
中学受験が終わって、英語を最初からやり直そうと入塾したんですね。
英語の発音やリスニングは得意でしたが、意味を理解できないことが多々ありました。J PREP の説明会でレベル認定テストを受けた際、英検®3級を持っていたのである程度の自信がありましたが、スピーキング・テストでうまく答えられず、悔しさから泣いてしまったことを覚えています。
結果的に中1でES120 の入門コースからのスタートでしたね。
All-English の授業中に積極的に挙手し、発言するよう心掛けました。英語を使う環境に身を置くことで、楽しみながら英語力を伸ばしたいと思うようになりました。
英語の感覚を取り戻してきたのですね。ES250、ES350 と進んで、学校の成績も安定したのではないでしょうか。
定期テストのために勉強をする必要がなくなったので、他の科目に時間を使う余裕が生まれました。
高1のLevel 4 ではOutliers(マルコム・グラッドウェル『天才!成功する人々の法則』)という本を一冊、読みこなさなければなりません。実際にいかがでしたか。
Level 3 まで学んできて日常的に英文を読むことに慣れていましたが、Outliers は質、量ともに桁違いに難しかったです。毎回、授業準備の段階から大変で、J PREP に通っていた中で正直、一番苦しかったです。
高校生の段階であのように難解な原書を読むことは、J PREP に通わなければまずありません。英語を学ぶ中で、一つのテーマについて同じフレーズ、同じ単語が出てくるような本を一冊読み通すことで、知識の定着が期待できます。英語が本当にできる人たちが読む本とはこういうものだと実感し、目指すべき到達地点のイメージを高校生のうちに把握することが、実力を伸ばす上で重要です。
高2 のLevel 5 で読んだWeapons of Math Destruction (キャシー・オニール『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』)は内容的に興味をそそられました。OpenAI やChatGPT が世の中で注目された時期と重なったこともあり、読んでいて純粋に面白かったです。
これからキャリアを形成していく人たち皆に関わる課題ですよね。現段階で問題意識を共有しておくのは非常に有益だと思います。高3では、J PREP で最上位コースのひとつであるEA690 に進みました。
慶應大学法学部が第一志望だったので、EA680 でもいいのではないかと思ったのですが、先生方にもいろいろと相談してEA690 に進みました。EA690 では国立大学の受験対策となるような演習が多く、今まで以上に英語力を問われる問題にも挑戦することができましたし、英単語の運用能力も向上したと感じています。
Tさんの場合、英語の勉強で大変な局面はあったけれども、中1から順調に実力を伸ばして、目標を達成することができました。それは常に向上心を忘れず、努力を続けた結果だと思います。
私は英語を学ぶことが本当に好きで、難しくなればなるほど上を目指そうという気持ちで勉強に打ち込んできました。そのチャレンジができたのは、やはりJ PREP があったからこそだと感謝しています。
慶應義塾大学には世界の第一線でも活躍している先生がたくさんいます。学びを極めて、活躍できることを祈っています。