J PREP 代表 斉藤 淳からのメッセージ
Message

従業員がともに成長していく職場

 J PREP は教育機関として、生徒が将来にわたって活躍し、幸せな人生を送ることを助ける目的で、教育事業を運営していますが、生徒が成長していくことを温かく見守ることを常としながら、また自分たち自身が企業として、人間と成長していく、そうした喜びを分かち合うことができるスタッフを求めています。

 J PREPは2012年に起業し、売上規模が倍増する成長を5年連続で達成しました。今後も、長期間にわたって安定的に成長を続けるための経営計画を策定しています。企業として成長し続けるだけでなく、従業員一人一人も様々なスキルを身につけ、職業人として成長していくための研修プログラムを充実させています。

仕事と生活のバランスを大切にする職場

 一般に企業は、消費者に優れたサービスを提供するだけでなく、従業員の生活を支え、サプライヤーやヴェンダーと成長を分かち合うことで存続していきます。企業はただ単に利益を計上するだけでなく、社会的存在として、特に地域社会で責任を果たしていかなければなりません。この意味で、従業員が幸せに生活していくことにコミットし続けることは、経営者が当然に果たさなければならない義務だと考えています。

 少子化は、日本社会が直面する大きな課題です。J PREPでは安心して産休、育児休暇が取得できる環境を整えています。様々な業務についてシステム開発により自動化を図り、効率化を推進し、いたずらに残業が発生しないように注意しながら経営しています。従業員が地域で最も優れた給与水準で働くことができることを目標に、経営努力を重ねています。

職場で大切にしている価値観 (J I H G F)

 どのような職場文化を形成し、また採用や昇進を決める人事評価においてどのような側面を重視しているか、私たちは以下の価値観を大切にしています。

J PREPの J は、 judiciousness (思慮分別があること) に由来します。

判断力のある教養人を育てるための教育機関である以上、職員一人一人が、自分で判断することのできる職業人として自立し、協力しながら業務に当たることを期待しています。

職場において高い評価を勝ち得るためには、余人を持って代えがたい人物にならなければなりません。

しかし、成長を続ける新しい職場において、余人を持って代えがたい人物たるためには、自分が担っている業務を、誰でもできるような形に自ら標準化する努力を継続しなければなりません。逆に自分の業務を、他人には分からない個人的属性として、机の引き出しの奥にしまい込んでしまう人は、成長の足を引っ張る存在として見なされてしまうでしょう。

つまり矛盾するように聞こえるかもしれませんが、「余人を持って代えがたい」人ほど、多くの同僚と業務を共有する体制を作っていくのです。

起業当初、全ての授業を代表である私が教え、請求書の発行、保護者対応、税務申告、トイレ掃除、全て私が担当していました。何を隠そう J PREPは従業員一人から始まったベンチャー企業なのです。企業として成長するためには、分業し、互いに協力する姿勢が何よりも重要なのです。複雑で困難な業務を、誰にでも遂行可能な形に標準化するからこそ、イノベーターとして高い評価を獲得するのです。

私は前職で大学教員でしたので、主たる任務は研究論文を執筆することでした。研究データを改ざんした研究者は当然のように学界から追放される、そのような環境におりました。

当然ですが、職務遂行に必要な情報を歪曲するようなことはあってはなりません。正確な情報を共有し、誰にでも同じ態度で連絡、報告できる、そのような正直さが尊重される職場です。情報を伝達する際に、相手によって内容を変えるようなことをしてはなりません。

見せかけではない真摯さをもって業務に取り組むことこそが、生徒や保護者、そして同僚の尊敬を獲得することにつながります。

大学教員のもう一つの主要業務は、当然ながら学生を教育指導することです。一般的に教育の場において、不正行為は許容されません。盗作、盗用などを働いた学生は退学処分となります。同様に、偽物の実績で広報をしたり、実際には提供していないサービスを偽装したりすることは絶対に避けなければなりません。

職場ではお互いに友好で、尊敬できる関係を維持しなければなりません。例えば今後、自分よりも優秀な新入社員が次々に入社してくるかもしれません。

成長する企業は、常にそのような環境にあるものです。優秀な社員が活躍することで、業績が向上し、先任者の待遇もこれにつられて向上していくことを忘れてはいけません。逆に自分よりも優秀な人を採用したがらない社員、新入社員に自分の仕事を教えたがらない従業員の待遇が改善されることは決してありませんし、弊社にはそのような社員が存在したことはありません。

当然ですが、ハラスメントなど発生せず、みな仲良く一生懸命働く職場を作るために、経営者として努力していくことを約束します。