小学校５年生からJ PREP に通い始めたとのことですが、 どのようなきっかけでしょうか？

小学校５年生になる前は、他の塾で英語を学んでいました。ただ、そちらは文法学習が中心だったので、もう少し会話ができるようになる塾に行きたいと考えるようになりました。母がいくつかの塾を見て回り、その中でJ PREP が一番良さそうだということで、紹介してくれたのがきっかけです。

なるほど。小さい頃から文法を学んでいたというのは珍しいケースですね。J PREP は会話も文法もフォニックスも、バランス良く指導するように心がけているので、さまざまなバックグラウンドの生徒に対応できるようにはしています。
J PREP の宿題で、自分で発音の課題を録音して聞いたりするというのは、面倒に感じることはありませんでしたか？

いいえ、それは全くなかったです。その時初めてiPadを買ってもらって、とてもウキウキしていましたし、自分で録音して提出するということがすごく新鮮で、面倒というよりもむしろ楽しかったです。それが習慣化につながったのかもしれないと思っています。

それは素晴らしいですね。小学校５年生から中学校１年生ぐらいまでの間でLevel 2 と、順調に進んでいたようですね。学校の英語の授業で苦労することはなかった感じですか？

はい、英語は比較的得意科目でした。学校のテストでは英語で点数を稼ぎ、他の教科の勉強に時間を割くことができました。

J PERP での毎週の小テスト、ディクテーションはどうでしたか？

最初の方はそれほど大変ではありませんでした。ただ、中学３年になってLevel 4 (ES450) のクラスに入った時、内容がぐっと難しくなったので、事前にしっかり準備をしないと点が取れなくなりました。そのとき初めて、「きちんと勉強しないといけない」と実感しました。

Level 4 に入ると洋書をたくさん読む課題が出たと思いますが、いかがでしたか？

最初は少し大変でしたが、読んでいくうちに内容が面白くて、ただ文法書を読むよりずっと楽しく学べました。内容に興味を持てたことが、英語を続けるうえで大きかったと思います。

高校生の頃は、アメリカに留学していましたよね。高校１年生の途中で留学したということは、中学３年生の時に決めて準備を始めたのだと思いますが、留学に踏み切った理由は何だったのでしょうか？

もともと英語は好きでしたが、最初から長期留学を考えていたわけではありませんでした。夏休みに短期留学へ行ったことはあり、それはとても楽しい経験でしたが、その時点ではまだ長期で行きたいとまでは思っていませんでした。
中学３年生の夏休み頃に、J PREP に通っていた友達が何人か、高校１年生から留学に行くことを決めたと聞いて、「留学という手があるんだ」と初めて思いつきました。
このまま日本で勉強するのもありだとは思ったのですが、私は英語を喋れるようになりたいという気持ちがすごく強かったので、留学に行ってみてもいいかなと思いました。

高校１年生での１年間の留学というのは、非常に良いタイミングだったと思いますよ。
留学で得たこととして、話す練習がたくさんできたこと以外に何かありますか？

はい。自分一人で生活したのが初めてだったので、精神的にも自立したと感じています。寮生活で、留学する際に留学生がある程度いる学校がいいなと考えていたので、留学生が25%くらいいる学校を選びました。最初はやはり留学生の方が話しかけやすかったです。

留学前にはJ PREP のLevel 5 (SA500) のクラスに通われていましたが、このレベルまで英語を学んでいれば、留学先でもそれほど大変ではなかったのではないでしょうか。授業内容も、ある程度理解できていたご実感はありますか？

英語の面で言うと、確かに授業は８〜９割理解できました。会話はもう少しテンポが速かったりカジュアルな会話だったので、最初は少し分からないこともあったのですが、やはり３か月くらい経つと慣れてきました。

現地でのリーディングの課題は大変でしたか？

リーディングは確かに一番大変でした。短時間で多くのチャプターを読む課題があり、とても大変でしたが、オーディオブックでも良いと言ってくれる先生もいて、聞きながら目で追って読んでいました。

高校２年生で帰国後に再びJ PREP に戻り、最初は国内大学受験カリキュラムを受講していましたが、途中からコースを変更されたようですね。

はい、最初から海外大志望ではなく、国内大学に行こうと思っていたので国内大学受験カリキュラムに入ったのですが、AO で早稲田大学の国際教養学部を受けようと思うと、TOEFL® が必要でした。その時はまだ90点台で足りなかったので、集中してTOEFL® 対策をやりたいと思い、J PREP Scholar のTOEFL® 対策コースへ移動しました。

高校３年生では再び国内大学受験カリキュラムに戻ったのですね。TOEFL® の点数が取れたから戻ったのでしょうか？

そうです。もしAO 入試がうまくいかなかった場合は一般受験を考えていたため、高校２年生で帰国した際にJ PREPの事務局に相談しました。
「受験英語は高校３年生からでも間に合う」と言われ、２年生では英語力を伸ばすことに集中し、３年生で本格的に受験対策に取り組みました。

AO 入試について後輩にアドバイスはありますか？

AO 入試は、特別に秀でたことがなくても大丈夫です。日常の疑問や経験から「大学で何を学びたいか」を考えるスタイルなので、受験を通じて将来について考える良い機会になります。また、AO 入試では、自分から行動しなければチャンスは得られません。強い意志を持ち、先生や家族に相談したり、自分から動いたりすることが大切です。

J PREP に入って良かったと感じることは何でしょうか？

J PREP は、他の塾と違ってネイティブ（英語母語）の先生の授業が、中学生、高校生になってもずっとあるところがすごく良かったです。国内大学受験のクラスは３時間半と長いのですが、そのうち１時間はネイティブ（英語母語）の先生との時間があるので、英語で話すということをずっと続けられたのがとても良かったです。ネイティブ（英語母語）の先生と話すのはずっとリラックスできて、楽しかったです。

これから英語を始める方へのアドバイスはありますか？

私のいとこも今５〜６年生でJ PREP に通っており、連休中も朝からiPad で宿題をしていて偉いなと思いました。そういった日々の小さな努力が必ず積み重なり、やがて大きな力になることを伝えたいです。今は大変でも、少しずつ宿題をこなしたり、授業で恥ずかしさを乗り越えて発言してみたりと、そうした小さな積み重ねが将来必ず役に立ちます。

大学ではどんなことを学ぼうと考えていますか？

早稲田大学の国際教養学部は、授業のほとんどが英語で行われ、１年間の留学も必修です。リベラルアーツなので分野の自由もあり、今はいろいろな授業を取って、どの分野に一番興味があるかを探している段階です。

なるほど。２回目の留学も楽しみですね。今後もがんばってください！