【イベント】「安河内哲也×斉藤淳 徹底対談! 非ネイティブの英語力・教養力」開催!

J PREP 斉藤塾代表 斉藤淳が、9月26日(金)、リブロ池袋本店にて対談イベントに出演しました。


会場は英語教育関係者等で満席でした。安河内哲也先生は、多数の著作で英語学習者、受験生に知られているだけでなく、文部科学省「英語教育の在り方に関する有識者会議」の委員を務めています。なお同会議の座長は、吉田研作上智大学外国語学部教授です。偶然にもこの日、安河内先生は文部科学省で行われた会議を終え、最終報告書を持参して対談会場にお越しくださいました。


対談の概要は以下の通りです。
■ 1.これからは4技能を問う大学入試英語に変わります。特に英語で話す力、書く力が入試で試され、一方で文法や和訳の問題は消滅します。
■ 2.中高の授業では、日本人英語教師が英語を話し、生徒に英語で議論させることが義務づけられます。
■ 3.大学入試英語が世界標準の形に変われば、ウォシュバック効果により、高校入試英語も、小学校英語も、話す力、書く力を重視した4技能を鍛える英語教育に変わります。
■ 4.大学入試英語問題作成は各大学、学部が行うのを改め、専門のテスト作成機関に委ねます。英語のみで出題されるこの共通テストにより受験生は各大学毎に無意味な対策をする必要がなくなります。スピーキング試験も公正に判定できるシステムがすでに確立されています。
■ 5.学校・塾・予備校で英語を教える教室は、少人数制のゼミナール形式が主流になっていきます。大教室で大人数に一方通行の授業をするスタイルは衰退します。英語教師は知識を授けるのではなく、生徒が英語で語ることができるように訓練を行うコーチの存在に変わっていきます。

質疑応答も含め、たいへんに盛り上がりました。英語教育改革に対する社会の関心の高さを改めて確認して身の引き締まる思いです。


2014_09_26

当日の模様。壇上左側斉藤淳、右側安河内哲也氏


〈イベント詳細〉

●日時:9月26日(金) 19:00~

●会場:西部池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ

●参加チケット:1,000円(税込)

●お問い合せ・ご予約:リブロ池袋本店 03-5949-2910