Y.I.さん2024年

出身高校青山学院高等部

進学先University of Virginia

持ち前の好奇心で早期に英語を習得
地道に努力を続け米国留学の夢を実現

J PREP へ最初に来たのは小学生の頃ですよね。

Level 3 から始めました。クラスには高校生が多かった印象です。

例外的に英語ができる小学生だったと思いますが、帰国子女、もしくはインターナショナル・スクールに通っていたのでしょうか。

幼稚園から日本の一貫校に通っていました。英語に興味を持ったのは、3歳の頃に旅行でサイパンに行ったことがきっかけです。当時は英語を学んでいないのに現地の人たちの会話を理解していたようで、母は耳が良い子だと思ったそうです。その後、個別英語塾や英検®取得のための英語塾に通いました。幼い頃から好奇心が旺盛な性格だったと思います。

語学の習得には、好奇心に裏打ちされた学習態度が必要ですよね。IさんがJ PREP に入塾した当時は、英語を早期習得した小学生に対応するカリキュラムの準備がまだ整っていませんでした。

英検®準1級取得のために文法を強化しようとJ PREP へ入塾しましたが、やはり年齢が低いこともあって内容的に難しさを感じました。ですが、アメリカの大学へ進学するという夢を持つことができました。

英語自体の問題よりも、論理的な思考力が問われるので難しかったと思います。その後、高2でまたJ PREP に戻ってくれましたね。

TOEFL®とSAT®の対策に取り組むために復塾しました。海外大出願に際してもご指導いただき、最終的にバージニア大学に合格しました。

大学ではどのようなことを勉強したいと思っていますか。

世界中の貧困問題を解決するために経済や経営を学んでいきたいと思っています。高校時代に行っていたNGO 活動を通じ、小さな組織だと貧困に対処できる地域が狭まり、効果も短期的になることを実感しました。将来、国際機関などの大きな組織に入り、内部から支えるような形で貧困緩和に貢献したいと考えています。

バージニア大学は全米の州立大学の中でも常にトップ争いをしているレベルの高い学校です。それにアメリカ全土で見れば首都にも近く、ワシントンD.C. には国際機関がたくさん集まっています。ワークショップや研究員の会合なども周辺施設で行われることが多いので情報収集をする上でも最適ですね。

ただ、ずっと日本語で授業を受けていたので、英語で学んだものを英語で理解する、ということに少し不安を感じています。

英語でインプットすることはおそらく1、2か月で問題なくできるようになると思います。その後は英語でアウトプットすることが課題になってくるでしょう。経済学は、数学の成績が鍵になるので、関数電卓の使い方も覚える必要がありますね。

電卓を使いこなせるよう頑張ります(笑)。

最後に、後輩のJ PREP 生へアドバイスをお願いします。

出願したい大学があればぜひとも見学に行ってほしいです。実際にキャンパスを見たことで、将来のビジョンが明確になり、「ここで学びたい」という意欲がいっそう湧きました。

実際に現地に赴いて分かる情報も多いです。安心して出願準備を進めるためにも街や学校を見に行くことは有効ですね。現地では、さまざまな学問分野の知見を持つ人たちとの出会いがあると思います。それを大切にしながら、さらなる成長を期待しています。

【School Data】 University of Virginia
1819年にアメリカの第三代大統領トーマス・ジェファーソンによって設立された州立大学。リベラルアーツ教育と研究の両方で高い評価を受けている。キャンパスは「アカデミカル・ビレッジ」として知られ、ユネスコの世界遺産にも登録されている。特にビジネス、法学、医学の分野で優れたプログラムを提供しており、厳格な入学基準と少人数制のクラスが特徴的である。