東 優冴さん
Yugo Azuma
芝高等学校→横浜市立大学医学部医学科 [2020年]

斉藤東さんは現在、横浜市立大学医学部医学科2 年生ですね。今は基礎医学全般を習っているところかと思いますが、どの専門医になりたいかもう決めていますか?

まだ確定ではないですが、小児科に興味があります。

斉藤2年目でこれから実習がたくさん増えるところにコロナ禍が重なった状況で大変ですね。

1年生の時は一般教養しかやっておらず、2 年生になってから本格的に解剖や基礎医学をやり始めました。しかしオンライン授業になってしまい、まだ実際の献体を使っての解剖もしたことがなく、この先どうなるかも分からない状況です。3 年生以降はカリキュラムが詰まっているため解剖ができないので、2 年生のうちのどこか、冬休みなどを削って行うことになりそうで困っています。

斉藤東さんはJ PREP では珍しく高校3年生からJ PREP に通い始めましたね。

私はそれまでは別の塾に通っていましたが、J PREP が良さそうだと思い高校3 年生から入りました。少人数で先生と会話をできる点が良いと思いました。また、論文などを読んで、楽しいとか、そうなのか、と思えることが英語を勉強する上で重要だと思います。

斉藤恐らく東さんは臨床のキャリアを歩むであろうと思いますが、例えば研修医になったり、あるいは研究の場を求めて海外の大学に籍を置いたりなど、研究の道に進むにしろ臨床の道に進むにしろ絶対に一生に一度はそういった機会があると思うので、それを考えると英語ができて損をすることはないと思います。まだ専門は決めていないということだったのですが、そもそも医学部を受験することは最初から決めていたのですか。

子どもの頃からぼんやりと決めていましたね。中学の時はあまり勉強をしていませんでしたが、中高一貫校の高校の時に受験についてある程度意識し始めて、医者になりたいとはっきり思いました。

斉藤受験勉強の頃に話を戻しますが、授業のここが良かった、ここが効いた、などありましたら教えてください。

毎週英作文の課題を出されたことが効きました。その上、自由英作文を書くため、書く実力が否が応でもつくので本当に鍛えられました。

斉藤考えを整理して日本語から英語に直すというよりは、最初から英語で考えて手を動かす実力が育ちます。英語を書く作業が逆に英文を深く読む基礎にもなりますよね。当然英語で書く作業をしていると、英語で読んで分かる、という方向にも脳の回路ができあがっていきますから、実はそれをとても重視しています。加えて、ネイティブ講師とTA(ティーチング・アシスタント)が添削してくれたと思うのですが、2 つの異なる角度から直してもらうことを期待してそうしています。

内容と文法の観点から指導していただき、ためになりました。あとは、ネイティブ講師との授業は参加型で積極性が培われました。同級生も質問していて、それこそ別の塾にいた時は当てられるということはなかったので最初は緊張していたのですが、慣れて積極性が出ました。

斉藤質問して答えが返ってくるというやり方は効率的であると気付きませんか。まず質問するにはある程度内容を把握してからでないとできないため、質問するために注意深く読もうとします。そして質問をすると緊張するので、アドレナリンが分泌され、それが記憶を促進します。的外れなことを言って後で恥ずかしくなったとしてもそのことを覚えるため、ポイントを押さえて不得意だったところが記憶に焼きつくという意味では、質問するという過程を経ることはとても意味があることだと思います。それに加えて先生に質問をした場合、分からなかったことに対してぴったりとした答えが返ってきますよね。それで理解して納得してなおさら記憶に定着する、という繰り返しがあるので力がついてきます。それを期待して質問できる人数にしているというところがあります。そういうスタイルが東さんには合っていたのでしょうね。

そもそも英会話はやってこなかったのですが、同級生が積極的に英語を話すので、少し質問されたら答えるぐらいであまり参加はできなかったですね。それでも言っていることは段々分かってきましたし、そういうことは良かったのですが、スピーキングについてはもう少し今から頑張らないといけないと思います。

斉藤課題感を残すくらいで別に良いんですよね。国内の大学受験に関してはスピーキングが点数につながることはないので、それは仕方ないですね。英語を話せる人の中には帰国子女もいれば、元々小さい頃から努力していたという人もいますし、たまたま得意だった場合などいろいろありますが、あとでいくらでも取り返しはつきますから、話せないからと引け目に思いすぎないことが大切だと思います。