舎川 理紗子さん
Risako Tonegawa
渋谷教育学園渋谷高等学校→University of British Columbia [2021年]

適度な負荷が英語上達のコツ
推奨コースで入塾し、順調にレベルアップ

斉藤中学3年生でJ PREPに入塾し、Level 3 からスタートしましたが、学校でも英語は平均以上の成績が取れていたはずだと思います。

舎川そうですね。中学まではそこまで難しいとは感じていませんでした。周りのみんなもテストで90点ぐらい取れていたと思います。それでも学校で教えられた勉強はしっかり取り組んでいました。

斉藤舎川さんは、まっすぐ真面目に学習に取り組むことはもちろん、自らひと工夫してきたというのが窺えます。学んだことを自分なりに言い換えたり、応用しようとする姿勢が見えました。

舎川J PREP の授業の中に「30日チャレンジ」というものがありました。「そこで何をやりますか」と聞かれたときにうまく答えられなくて…。そんな時に「単語を1日5~10個覚えたら」とネイティブ(英語母語)講師からアドバイスを受けたのですが、意外と自分の勉強スタイルに合っていると気付いて、普段からの学習に取り入れてみました。

斉藤無理はせず地道にコツコツと。それも誰かに言われて仕方なくやるのではなく、自分で決めて取り組むというのが一番大事です。課外活動はどんなことに取り組んでいましたか。

舎川いくつかの海外研修に行きました。高校2年生の時にはスペインで行われた高校生の国際会議に学校代表で参加しました。その後、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)のサマースクールに参加したという流れです。あとは英語関連ではありませんがオーケストラでヴァイオリンを弾いていました。

斉藤米国大学入試では、楽器が演奏できる人が優遇される傾向にあります。コミュニティに貢献するという性格が大きいからでしょうか。楽器が演奏できると色々なイベントで活躍できますからね。

舎川オーケストラ自体がコミュニティですからね。

斉藤音楽を練習すること自体が知的な成長を促すという議論もあります。

舎川実際、楽器を演奏する人は賢い人が多いなと感じます。楽譜を読んでそれを解釈し、演奏する過程でかなり頭を使います。

斉藤分析や比較が演奏、音楽活動の基本。微妙な違いを比較し、言語化できるというのは高度な知的トレーニングですよね。

舎川あと指をものすごく使います。

斉藤交感神経が鍛えられますよね。

舎川特にヴァイオリンは指と腕で全く別の動きしますので、賢くなるという説を聞いたことがあります。

斉藤確か、最初の面談で環境関係の勉強をしたいと聞いた記憶があります。

舎川中国の上海に住んでいたときにPM2.5などの大気汚染の問題があり、意識はしていました。知っているだけに入りやすいテーマだったかと。

斉藤自分の直感を信じてある程度真剣に勉強し、これは自分がやりたかったことと違うなと気づいたら、そのときに方向転換すればいいだけの話です。大切なのは、その時々を楽しんで勉強することです。TOEFL®対策初級コース(Scholars)をとっていた頃に私と面談していますね。

舎川高1の夏だったと思います。

斉藤〝英語で英語を学ぶ〟というのは学校でもある程度やっていると思いますが、TOEFL®対策コースはどんな印象でしたか。

舎川コア・カリキュラムのコースに比べ密度が濃かったです。高校1年生になる前、2週間ほどオーストラリアにホームステイに行き、英語が聞こえる生活には慣れていました。とはいえTOEFL®対策コースは最初からスピーキングなど高度なことをやっているな、という印象でした。最初は少しキツいと思いましたが、とにかくできる範囲でたくさん話すように心がけていました。

斉藤〝ちょっとキツいかも〟というのは重要で、ちょっと緩いかもということなら力はつきません。

舎川やる気も出ませんよね。

斉藤人間が成長していく上で適度な負荷というのはとても大切です。筋トレをしようと思っても、最初から重いダンベルを挙げようとすると関節を痛めてしまう。だから少しずつウェイトを上げていく。でも、少し大変だと思うぐらいの重さを持たないと筋肉はつきません。英語も同じことです。

舎川J PREPに入塾した直後も同じ感覚で、初めはとても苦しく、何を言っているか分かりませんでした。

斉藤もし最初からTOEFL®クラスだったら逆に心が折れて続かなかったかもしれませんね。

舎川無理だと痛感したと思います。だからこそ推奨されたコースにそのまま入塾したのが、ちょうど合っていた感覚です。

斉藤レベル認定テストを実施していますが、例えば授業に参加して発言する態度はテストでは測ることが難しい部分です。

舎川そうですよね。私は発言するように努めました。

斉藤周囲が黙っている中でも自分の考えを発言するということを日本でやっていかないと、いざ海外留学がスタートしたとき、周りがみんな英語母語話者という環境で何も言えなくなります。

舎川沈黙って辛いですよね。でも沈黙が辛いのは誰しも同じだと思うので、その沈黙から逃れる一歩として発言するのは最初のきっかけとしていいと思います。慣れればこちらのものですので。

斉藤そこから徐々に建設的な意見を言ったり、先生に対して反論や反応したり、生徒同士でディスカッション出来るようになってきます。高校2年生のときにSAT®の勉強をしていたと思いますが、相当大変だったでしょうね。ところで、受験したのは主にカナダの大学ですか。

舎川はい。UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)とマギル大学を受験し、第一志望のUBCを選びました。

斉藤どの分野を学ぶにしても学術的な研究水準が高く、大規模ゆえの競争が激しいなど色々あるかもしれませんが、何を勉強するにもハズレはありません。成果につながることを期待したいです。

【School Data】University of British Columbia
1908年創立、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに位置する公立大学。世界大学ランキングで常に上位にランクインするカナダ屈指の名門大学。世界中から集まった多くの留学生が学んでいる。最先端の技術研究で評価が高く、自然科学(特に森林学)も強い。広大なキャンパス内には日本庭園もある。校訓は「Tuum est(あなた次第)」。