Y.R.さん2022年

出身高校東洋英和女学院高等部

進学先慶應義塾大学法学部

中1でLevel 1 から開始、徐々にステップアップ
難易度が高い受験英語への適応力を身につける

英語の勉強を始めたのはいつからですか。

小1から英語の授業があったのですが、本格的な勉強を始めたのは、中1になる3月に、J PREP に入ってからです。

Level 1 から徐々にステップアップしていったんですね。

最初は宿題の量が多いのと、海外出版社の教科書を使っていたため、全て英語で説明が書かれていて、慣れるまでは大変でした。

海外在住経験を持たず日本国内で教育を受けている生徒が、帰国子女並みに話せるようにするためには、英語に慣れるためのステップを踏んでいく必要があります。現在、帰国子女と呼ばれる皆さんも、現地校に通い始めた最初の日は、泣いて帰宅するほど辛い経験をする人も多いのです。それに比べればJ PREP のLevel 1 はそれほどでもないのでは、と思います。

そうですよね。日本語による文法解説の授業もあるので。

一番大変だったのはいつですか。

Level 4 です。英語の文量が格段に増えて内容も難しくなったので、予復習にも時間がかかりました。

Level 3 までに比べて、アカデミックな方向に舵を切るのが Level 4 です。ビジュアル情報が助けてくれる英語教材から、徐々にテキスト情報だけの英語を学んでいく方向にシフトしていきます。辛いところかもしれないですが、自分の考えを論理的に表現する、同じく他者の考えを筋道立てて理解していく、そのための知的な意思疎通手段としての英語を教えているつもりです。

2019年にイェール大学夏期研修プログラムに参加したのですが、そこで幅広い学びの場を得て、自分の興味がある分野を絞り込むことができました。

最後のイェール・キャンプに参加したんですね。あの時は、参加者全員が最初から最後まで英語を話し続け、日本語を一切使わず、皆さんの努力は本当に見事だったと思います。

おかげで、英語力を伸ばすことができました。

あれだけ英語を使い続けるという時間を過ごすと、頭の中に明確に英語の脳の回路ができあがります。大学入試にしても留学にしても役に立つと思います。

日本語に訳すことなく英語で考えられるので、読む時間も書く時間も大幅に短縮できるようになりました。

大学ではどのようなことを勉強したいですか。

法律科目の専門的な内容としては、会社法、企業法務を学びたいと思っています。

社会を支えるインフラという点でも、会社法はきちんと学んでおいた方が望ましいですね。ところで、慶應法学部入試では、英語の配点が非常に高いのと、出題される英語自体が難しいですよね。受験英語の準備について感じたことなどありましたら教えてください。

J PREP できちんと勉強していれば、「意味が分からなくても聞いたことがある」、「この言い回しはする」ということが分かるので、他の大学で出ないような特殊な問題にも対処できると思います。

そう言ってもらえるとうれしいです。最近の入試は、出題傾向が以前とは一変しました。J PREP で知的な英語を使いこなす練習をすることが、入試でも強みとなります。