R.M.さん2023年
出身高校東京都立国際高等学校
進学先University of Toronto
ベルギーから帰国後、Level 3で作文の書き方を学び
TOEFL®対策コースで会話力を磨いてカナダ名門大学へ
留学を志したきっかけを教えてください。
J PREPで最初にイェール大学紹介ビデオ(That’s Why I Chose Yale 9)を見て、海外大学に憧れを抱いたことがきっかけです。
そのビデオは、私が教員としてイェール大学に戻った2008年に撮影したものです。ところで、Mさんは帰国子女ですか。
父の転勤でベルギーに行きました。小5から小6の夏まで日本人学校、小6の夏から中2の夏までインターナショナル・スクールに通っていました。最初はほとんど英語が喋れない状態でしたが、2年間で英語力がついたと思います。日本に帰国してから、英語力を維持するために塾を探したところ、J PREPを見つけました。
中2で入塾したということですね。今までどのコースを履修しましたか。
入塾前に英検®2級を取得した状態で、J PREPのレベル認定テストを受けて、ES350コースを受講しました。そのコースで勉強して、準1級を取ることができました。
コース設計の際、英検®2級の生徒が準1級に合格することを想定していましたので、設計通りに合格してくれると非常に嬉しいです。
コア・カリキュラムのES350を受講して、英語の基礎力を養うことができたと思います。特に英作文の書き方を学んだことが役立ちました。
自分の意見を英語で伝えるには、相当練習しないといけないですよね。
次の年にどのコースを履修するか少し悩みましたが、英語で意見交換する力を身につけたいと思い、Scholarsのテストを受けました。
海外の学校に通ったことがある人にとって、その経験を再現してくれる日本の教育機関はなかなか見つかりませんよね。
はい。英語で人と話すことが好きなので、J PREPのオール・イングリッシュ・プログラムはとても魅力的でした。中3のときにTOEFL®対策中級コース(SA550)を受講して、そこからTOEFL®の勉強を始めました。高1でTOEFL®対策上級コースに進み、SAT®(米国大学進学のための標準テスト)対策コースを経て、高3の途中で海外大学進学のための個別カウンセリングクラスに入りました。
当初アメリカの大学に入ることを考えていたものの、最終的にトロント大学に進学することになった経緯をお話いただけますか。
通っていた学校で説明会が開かれて、トロント大学に進学した先輩や大学職員の方々のお話を伺う機会がありました。トロント大学がリベラル・アーツの大学だということで、興味を持ちました。
大規模な学校で各専門分野も充実しているのですが、一方で学部教育ではリベラル・アーツの考え方を尊重する、それがトロント大学の良さだと思います。
生命科学専攻で入学しましたが、複数専攻が主流なので、経済学も学ぶつもりです。私は高2の時に”Stanford e-Japan”というプログラムに参加しました。最終エッセイで、コロナ禍における日本とアメリカの女性の雇用動向を調べて、両者にはかなり違いがあることを知りました。それが海外大学で経済を学びたいと思うようになったきっかけです。
生命科学と経済学を両方学んでいくことは、さまざまな現代の課題に取り組む上で、大きな意味があるのではないかと思います。楽しみですね。
【School Data】University of Toronto
1827年創立。980を超えるプログラムと2万人を超える教員およびスタッフ数を誇るカナダの名門州立大学。世界各国から人材が集まり、多くの留学生が多様性豊かなキャンパスで勉学や研究に勤しんでいる。AI(人工知能) 研究が盛んで、世界トップクラスの研究型大学として潤沢な研究資金を持ち、日々世界を変えるイノベーションを促進している。