M.K.さん2023年

出身高校白百合学園高等学校

進学先京都大学文学部

高1で入塾、コロナ禍も自宅で予復習に注力
長文読解への粘り強い取り組みが入試に直結

高1でJ PREPに入塾して、Level 3からのスタートでしたね。

英語は得意な方でしたが、文法があまり好きではありませんでした。スピーキングも学校ではあまり練習してこなかったので、オール・イングリッシュの授業で発言することが大変でした。入塾後は、文法が1年程度でしっかり身について、オール・イングリッシュの先生と話すことにも抵抗がなくなり、とても良かったと思います。

J PREPに通い始めた頃に新型コロナが流行し始めて、オンライン授業に移行したのではないでしょうか。

ずっと在宅だったこともあり、予習復習の時間が取れて、課題もしっかり提出することができました。また、学校は配信授業だったので、J PREPのオンライン双方向授業に参加すると「誰かと同じタイミングで勉強している」という感覚を持つことができました。

英語母語講師の授業は、英語を聴くことに慣れる、話すことに慣れる、さらにモチベーションの維持に重要ではないかと思います。

クラスメイトと話すことが増えましたし、先生から指される前に自分から発言しようと思える授業だったので、楽しかったです。

受験勉強でもなんでも、自分から何かをするということが大切ですよね。そのきっかけにオール・イングリッシュの授業が役に立つと良いと思います。そして、高2では国内大学受験コースのEA580に進みましたね。

そこまで受験を意識していたわけでもなく、英文読解が好きなので選択したのですが、授業で雑学や言語学の話などもしていただいて、とても楽しかったです。

文法もきっちり教えて、読解のつまずきがちなポイントについて丁寧に解説する、という感じですね。一方、オール・イングリッシュの授業ではJustice(マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』)を読みましたね。

毎週読むだけですごく時間がかかって、1回読んだだけでは理解できている感じがせず、何回も読んで自分でメモするなど、非常に大変でした。

多読精読両方できますよね。あれだけの長文を読んで、受験の範囲を飛び超えたところで本当に必要な英語力を養成すると、受験英語が簡単だと感じてしまうくらい実力がつきます。

私は京都大学の特色入試を受けたのですが、かなり重めの論文試験が課されました。

Justiceを読んだことは、非常に役に立ったのではないでしょうか。

時間がない中で、いかに大事な部分を読み取って、要約をして、その上で自分の意見を書くことができるか、という課題だったので、Justiceの長文を読んで要点を抽出する作業は大変役に立ちました。

高校生のうちに大学で学ぶような文献をしっかり読んで議論する環境を提供しようと思ってカリキュラムを組んでいるので、ある意味J PREPで学んだことが役に立ったかもしれないですね。

本当に対策は何もしていなかったので、J PREPで自分の意見を言ったり書いたりしていた経験がなければ、だいぶ苦戦したと思います。

意外な形で役に立ててうれしいです。大学ではどのようなことを学ぼうと思っていますか。

文学部なのですが、言語学と社会学に興味があります。

京大は自由な校風なので、自ら学ぶ意欲をしっかりと保ち続けてください。東京が恋しくなったらいつでもJ PREPに遊びに来てくださいね。