M.S.さん2024年

出身高校光塩女子学院高等科

進学先一橋大学 社会学部

不得意だった英語を得意科目に
授業で積極的に発言することで効率的に英語を習得

Sさんは中2でJ PREP に入塾して、ES150 からのスタートですね。授業を受けて、簡単過ぎると感じませんでしたか。

入塾時のレベル認定テストでは内容が全く理解できず、Level 1 のクラスに入りました。周囲はほとんど中1生で、正直、悔しかったです。そこから頑張って勉強して、年度途中でES250 にレベル変更しました。

中学2年生で決して英語が得意と言えない状況で、どんな風に頑張ったのか、聞かせてもらえますか。

周囲より英語が話せないもどかしさを感じていたので、このままでは駄目だと腹をくくり、積極的に挙手し、発言するよう意識しました。

最初の一歩を踏み込む勇気を持てるかどうかで、その後の実力の伸び方が大きく変わってきます。

負けず嫌いな性格が功を奏しました。

中3以降は順調に成績が伸びていったようですね。

徐々に授業を理解できるようになっていって、高2のときに成績が一番伸びました。一橋大模試で全国一位をとることもできました。

入塾当初は不得意だった英語を得意科目に変えて、素晴らしい成果を上げた生徒の話を聞くと、本当に嬉しいです。

文法をしっかり固めたことで、英文を読む作業が楽になり、入試英語も容易に理解できるようになりました。

文法を理解して使えるようにする作業は地味ですが、英語の実力を伸ばすポイントになります。J PREP では何冊か本を読むという課題がありますが、本を渡されたとき率直にどのように感じましたか。

「洋書を読んでいる私、格好いい」と自分の世界に浸っていました。自分なりに向き合って楽しく読み進めることができたので、やらされている感じはなかったです。移動中の電車でも読んだりしていました。

自己評価を高めつつ、楽しみながら学ぶことが、英語力の向上に貢献したというわけですね。成長を実感するという意味では、英検®も定期的に受験されていましたか。

中1までに4級をとって、J PREP 入塾後は中2で準2級、中3で2級、高1で準1級と、ほぼ何も対策せずに合格しました。高2で1級を受験する際は、EA580 で使用している英単語教材を暗記して、授業中に積極的に発言するなど自分なりに対策した結果、合格することができました。

ただ単語帳を眺めていても、知識は定着しないですよね。

覚えたての単語や聞いたことのあるフレーズを真似してすぐに話してみることで、時間が経っても、どの文脈で使ったかまで覚えています。授業内で完結するし、非常に効率的な勉強方法だったと思います。

使ったことがある表現があれば意味を深く理解できますし、読解問題も速く読めるようになります。正確に読むことにも繋がってくるので、「覚えたことをまず実践する」が実は効率のいい勉強法です。

大学の英語の授業では、帰国生や留学生がいるクラスに唯一、留学経験のない私が入っているのですが、ディスカッションやレポートにも抵抗なく取り組めています。ただ、アカデミックな英語に関しては問題ないのですが、英語で日常会話が上手く話せないことに気付きました。

アカデミックな英語ができれば、最終的にはキャリア形成でも有利になると思います。日常会話はまた別の種類の英語になるんですよね。できることとして、英語のテレビドラマを見て、気になる表現を覚えていくのはどうでしょうか。これからもSさんらしく楽しむことを忘れずに多くの世界に触れ、感じて、さらなる成長を期待しています。