A.N.さん2020年

出身高校聖光学院高等学校

進学先東京大学理科Ⅰ類

ネイティブ講師授業に積極的に取り組み、意識改革で成績もアップ

合格おめでとうございます。入学して突然のオンライン授業、大変でしたね。

オンラインだと周りと切磋琢磨する雰囲気ではなくなりますね。 Zoom やSlack といったツールを使い慣れている人とそうでない人で差が生まれ、授業には自制心が求められます。

J PREP はオンライン上で動画を見る授業があったため、慣れていたかもしれませんね。大学ではどんなことを勉強しようと思っていますか。

建築専攻を考えていますがグラフィック・デザインなどにも興味があり、まだ絞っていません。

どうして建築を勉強したいと思ったのでしょうか。

小学校の頃にフランク・ロイド・ライトという建築家の作品を見てかっこいいと思い、憧れた事がきっかけです。

幼い頃からの夢を大切にして今も目指しているのですね。
建築には、そこで働いたり、生活する人々の幸せに影響を与える目に見えない力があります。人間の行動を、居心地の良い空間デザインに結びつけることは、非常に重要だと思います。

建築は人の動きを作り、生産性にも直結していて面白いですよね。

中1から高3までの英語勉強を振り返り、良かった点、反省すべき点はありますか。

J PREP のカリキュラムは中高一貫の出身校よりも一年ほど授業進度が速く、学校の定期試験やペーパーテストの好成績に繋がりました。
ネイティブ講師担当の授業も、中3頃から自ら進んで宿題をやって発言し、参加するように意識を変えました。そうすることで著しく成績が伸びました。

大脳で理解した文法を無意識に言葉が出てくる段階まで落とし込むにはスピーキングの練習が不可欠で、文法知識を習うだけでは難しいです。早い段階で気付いて実践してくれたのは嬉しいです。

意識を変えてからは文法やペーパーテストの成績も上がりました。

スピーキングが苦手な人は、リーディングもライティングも伸びなくなってしまいます。学校の課題もかなりの量だったと思いますが、J PREPで習ったことを学校教材で定着させる反復学習が良かったのですね。

やってみて初めて相互作用を感じました。

学校の勉強は蔑ろにせず取り組んでほしいです。一方で、作文添削についてはJ PREP がかなりの量を出し、丁寧に見ていたつもりです。

高校3年生の時は毎週TA(ティーチング・アシスタント)の方が見てくださり、そのおかげで成績が伸びた実感があります。量をこなすことで自然に手が動くスピード感が身につきました。
東大入試の英作文はテーマが非常に曖昧で書きづらかったですが、J PREP で何回も書いていた分、考えが思いつけば手が動くようになりました。

東大入試に関しては、長文読解の対策はどこの塾でも大差ありませんが、作文指導ではJ PREP は頭一つ抜けていると思います。
作文は、文法を意識しながらだと時間が足りなくなります。手が勝手に動き、後から少しずつ文を修正していく戦略でないといけません。
まず型を押さえてしまうこと、考えのまとめ方を押さえるのも効果的です。高2以降の受験コースの授業で、他に感想はありますか?

先生の指導が素晴らしかったのはもちろん、クラスの雰囲気がかなり好きでした。ネイティブとの時間も、本当に楽しみでした。

一緒にやっている仲間がいることや、ネイティブ・スピーカーとの時間は、受験で心が折れそうになる局面でリフレッシュできる効果があったのですね。
最後に、東大を目指す後輩へアドバイスがあればお願いします。

ネイティブ講師担当の時間を疎かにしていた人が周りでもいましたが、そこを真面目に取り組めば本当に差がつきます。スピード感など様々な要素と相互作用があるため、やれば必ず伸びると思います。

リスニングやライティングでつまずかないためには大切なことですね。作文においては、英語母語話者が普段のやりとりで使っている英語を身につけていると満点が取りやすいのです。あとは東京大学の先生方は国際的に評価される研究をしているからこそ、英語を使いながら苦労した経験も豊富です。J PREP の指導と一緒だと感じませんでしたか?

英語のスピーキング授業で、ネイティブの先生と少数クラスになる状況でJ PREP での体験がそのまま活きました。ディスカッションも躊躇なくできて役立っています。

東大の教養課程では、数学の厳格なカリキュラムをこなしさえすれば、どの分野でも世界基準で挑戦できると思います。建築家として一流になるためには、建築の大学院に進むのも良いですし、常に好奇心のアンテナを張っておくことが大切です。さまざまな素材も、人間の行動も建築に活かせるかもしれません。

建築は箱を作るだけではなく、人の心理などが横断的に関わっていると思います。

そこでの相互作用全体をデザインしていく非常に楽しい仕事ですよね。