2024年度 第1回検定より、英検®問題の形式が一部リニューアルしました。
また、2025年度には新たな級の「準2級プラス」が導入されます。
J PREPでは今春の季節講習より新形式に対応し、各級の対策講座において解説や演習を行っています。
英検®などの「英語外部検定試験」を定期的に受験することで4技能のバランスを客観的にチェックできるだけではなく、J PREPでの学びが“教室外”でどのように応用することができるか、より明確に実感することができます。
英検®問題形式の変更点や季節講習におけるJ PREPの取り組み、英検®に合格した生徒の体験記などをご紹介します。
2024年度 英検®リニューアル変更点
“実践的な能力”を問う出題形式に変化
今回の英検®リニューアルはコミュニケーションを行う目的や場面、状況などに応じて言語を運用するための「思考力」「判断力」「表現力」の育成を重視する、新たな英語能力観を反映するために実施されます。
そのため、知識よりも実践的な能力を問う出題形式に変化し、2級以上では将来的なビジネスのシーンにも通じる要約問題が導入されることになりました。英語を運用する上で要点を理解し、自分の言葉で簡潔に伝える力はとても重要です。
J PREPでは英語4技能に加え、論理的に考えて自身の考えを発信、表現することを授業で重要視しています。この「考える」ことが英検®においてもより求められるようになったといえます。
おもな変更点
1級・準1級・2級 |
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準1級(二次試験) |
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準2級・3級 |
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2025年度に新設される新たな級、「準2級プラス」とは
以前より、英検®の取得級では2級と準2級の間にレベルの開きがある事が指摘されていました。
5級から準2級までの各級では、合格までに要する時間がそれぞれおよそ1年程度というデータがある中で、準2級から2級に合格するまでに要する時間は約2年間と大きな壁があったのです。
そこで、英検®では2025年度に31年ぶりとなる新たな級、「準2級プラス」を新設することになりました
2級と準2級の間に「ステップアップができる級」として設けられた準2級プラスでは、審査基準を「身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」としており、準2級の「日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」と、2級の「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」の間にあたる基準が設けられています。
これにより、従来の「準2級と2級では段違いに難度が違う」というギャップが埋まり、2級合格を見据えて学習者の能力に合わせた適切なステップアップが可能になりました。
今回の準2級プラスの新設とその位置付けについて、特設サイトでは次のように述べています。
J PREP季節講習での取り組み
“スモールステップ”を踏みながら一緒にがんばりましょう
2024年度より英検®の3級以上全ての級で問題形式がリニューアルされ、知識を直接問う設問が減り、技能統合型の運用能力を問う設問が追加されました。J PREPの「英検®対策講座」も新形式に対応し、春期講習から新しい内容で提供しています。
さらに2025年度には、新しい級「準2級プラス」が設置されます。日本英語検定協会によると、これは準2級と2級の間のレベルギャップを埋め、学習者に身近な目標を提供し、小さな成功体験を積み重ねることでモチベーションを維持・向上させることを目的としているとのことです。
語学学習にスモールステップを設ける意義は第二言語習得論の研究でも裏付けられています。
例えば、学習者に最適な言語材料は「 i +1」であると言われ、「 i 」はすでに到達している言語レベル、「+1」はその少し上のレベルを指します。この+1が高すぎると言語処理能力がブロックされ、効果的な学習にはなりません。
J PREPの英検®対策講座でも、スモールステップを踏むことで皆さんが目標に到達できるよう、3級以上では「実践演習」と「実力養成」の2種類の講座を提供しています。
「実践演習」では受験直前の総仕上げとして4技能全ての演習を行い、「実力養成」では文法・語彙・読解など基礎力アップを目的とし、すぐに受験予定がない方も次の目標に近づけるようになっています。
英検®をはじめとする外部英語検定試験や英検対策講座を活用し、モチベーションを維持・向上しながら日々の語学学習に励んでください。
英検®合格体験記
J PREPに在籍し、英検®に合格した生徒たちの“生の声”をご紹介します。
2024年度 第1回検定受験 1級合格 高校2年生
一次試験ではライティングとリスニングで点数を稼いで合格することができました。
リスニングはJ PREPに1年通ってすごく点数が伸びました。
私は中3の春にES450からスタートしたのですが、ES450の最初とTerm C で受けた英検®IBA テストでリスニングは555点(B1相当)から614点(B2相当)になっていて自分でも驚きました。英検®のリスニング対策は何もしていなかったので、週1回、授業で1時間半英語で話すことでこれだけ成果があるのは素晴らしいです。
ライティングは各Term で提出するアカデミックライティングにしっかりと取り組んだことが良かったと思います。
エッセイの書き方はもちろん、ES450では一度提出したエッセイに対してのフィードバックを基にもう一度、エッセイを書くので、自分のライティングのくせを見つけることができました。
また、EA580のAll-English パートで社会問題をたくさん知ること、そして考えることでライティングだけではなく面接にもとても役立ちました。加えて英検®1級のリーディングは文章がすごく長いのですが、ES450で毎週大量の英文を読むことで長文への抵抗がなくなりました。
1級の面接では即興で2分間のスピーチ(社会問題について)をするのですが、毎週のAll-English パートで英語母語講師の先生や仲間とたくさんディスカッションをしていたので落ち着いて臨むことができました。
私が高2で1級に合格できたのはJ PREPのおかげです。
これからもJ PREPを最大限に活用し、楽しんで学習していきたいです。
自由が丘校・EA580在籍
2024年度 第1回検定受験 準1級合格 中学3年生
私が今回、英検®準1級に合格することができたのはJ PREPでのハイレベルな学習の成果だと思います。
小学3年生のときに英語学習ゼロの状態でJ PREPKids に入塾し、2年間お世話になりました。
中学受験を経て中学2年で復塾、中学3年の5月に英検®準1級に初回の受検で合格することができました。
J PREPKids で楽しみながらフォニックスや発音トレーニングができたおかげで現在は音声を聞けば単語のスペルが分かるようになり、英検®だけでなく普段の学校の授業や定期テストにも大変役立っています。
冬期講習で受講した「英検®準1級実力養成講座」では、どのような点に注目して長文を読めば良いのか理解できたため、効率よく英検®対策学習を進めることができました。
私は、Kids のときから現在まで、J PREPで出された課題にきちんと取り組み授業を受けることを心がけています。はじめは人前で英語で発言することに抵抗がありましたが、優しくユーモアのある先生が多いので、楽しく授業に参加できています。これからも普段の授業の学習を大切に、英語を自由自在に使いこなせるよう、楽しんで勉強を頑張りたいと思います。
四谷校・ES450在籍
2023年度 第3回検定受験 2級合格 小学4年生
私は小学1年生からJ PREPに通っています。J PREPの先生は優しくて楽しいので大好きです。先生が前向きな言葉をかけてくれるので、やる気が出てもっと頑張ろうと思えます。
英検®の勉強は過去問をやりました。英検®用に単語を覚えたり文法を勉強しなくても、J PREPの学習だけで大丈夫でした。フォニックスのおかげで初めて見る単語もだいたい読めることと、Article やReading のおかげで文章を読んでだいたいの意味を自分で想像することができるようになったことが英検®で生かせたと思います。
小学生の間に2級を取れたらいいなと思っていた私がJ PREPKids の間に取ることができたのは、J PREPで楽しく学習できたからだと思います。
吉祥寺校・ES040在籍
J PREP在籍生へのサポート
季節講習での英検®対策講座
J PREPでは、春、夏、冬に季節講習を開催しており、その中で各種 英検対策講座をご用意しています。
「実践演習講座」は、4技能対応の対策講座で、受験前の総仕上げにぴったり。
「実力養成講座」は、文法や語彙・読解の基礎力アップが目指せる講座で、受験予定がない方にもお勧めです。
2025年度 春期講習からは準2級プラスに対応した講座も開講します。
※ 英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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