2026年6月7日(日)に、J PREP四谷校にて小学生・中学生・高校生とその保護者の皆様に向けた特別セミナーを開催いたしました。
本イベントでは、J PREP代表・斉藤淳が、将来の進路の考え方から、AI時代におすすめの学部、海外大学進学のリアル、そして具体的な夏休みの学習計画や正しい英単語の覚え方まで、幅広くお話しさせていただきました。
「夏休みを有意義に過ごしたい」「将来の進路がまだ決まっていない」「海外の大学に興味がある」という方に向けて、本記事ではイベントの内容を「前編」「後編」に分けてレポートいたします。
今回は前編として、「進路の考え方」と「海外大学進学の戦略」についてお届けします。
※ 本イベントのすべての内容を網羅した完全版の録画データは、別途配信を行っております。詳細は記事の最後をご覧ください。
将来を見据えた「進路」の考え方
小学校高学年の段階や、中学生・高校生の夏休みの段階では、「将来どんな職業に就きたいか」が明確に決まっていない方も多いでしょう。
進路を考える際の一つのヒントとして、代表・斉藤から「ハーバード大学の長期研究(Harvard Study of Adult Development)」が紹介されました。
この研究は、健康で幸せな人生を送るための条件を数十年にもわたって追跡調査したものです 。
その結果、人生の幸福度に最も大きく影響する要因は何だったのでしょうか?
「お金」でしょうか?「社会的地位」でしょうか?
実は、最も重要だったのは「安定的な人間関係」「家族や友人との一緒にいて安心できる関係」でした 。
もちろん、経済的な豊かさや社会的な立場も大切ですが、この「収入」「社会的地位」「人間関係」の3つの要素のバランスをイメージし、自分がどの価値観を重視して生きていきたいかを考えることが、進路選びの第一歩となります。
AI時代を見据えた「外れない進路」
ChatGPTなどのAIや自動翻訳アプリの進化により、これまで「人間にしかできない」と思われていたクリエイティブな仕事や、通訳などの語学系の仕事の価値が大きく変化しています。
そんな変化の激しい時代において、代表・斉藤がおすすめした「外れない進路」の筆頭は国立大学の理工系です。
教育水準の高さとコストパフォーマンスの面で、日本で受けられる最高の教育環境と言えます。
また、医学部を目指す場合も、海外ではなく日本の医学部を推奨しました。
日本の医学教育や基礎研究の水準は世界トップクラスであり、イェール大学などの海外名門校と比較しても遜色がないためです。
代表・斉藤は、文系を選ぶのであれば、これからの時代はデータ分析のスキルが必須となるため、経済学や政治学、あるいは実証的なデータを用いる心理学などをおすすめしました。
海外名門大&奨学金獲得は「中3・高1」が勝負
近年、非常にご相談の多い「海外大学進学」ですが、最大のネックとなるのが高額な学費と円安の影響です 。
海外の大学に合格すること自体は、適切な指導があればそこまで難しくありませんが、「返済不要の高額奨学金」を獲得するための競争は極めて激しいのが現実です。
例えば、柳井正財団の奨学金など、生活費を含めて手厚いサポートを受けられる制度がありますが、これを高校3年生になってから準備し始めても、手遅れになるケースがほとんどです。
実際にJ PREPから高額奨学金を獲得して海外名門大へ進学した生徒たちは、中3〜高1の段階から自発的な探究活動を行っていました。
- トカゲの尻尾の再生から、再生医療(iPS細胞)の基礎研究に繋げた生徒
- 日米の災害対応・防災システムを比較研究し、政治家に直接プレゼンを行った生徒
- ウイルスの突然変異をプログラミングを用いて解析した生徒
このように、親や大人が用意したパッケージ化されたツアーに参加するのではなく、「生徒自身が自発的に考え、失敗と成功を繰り返した小さなプロジェクト」が奨学金財団からは高く評価されます 。
そして何より、こうした課外活動以上に「学校の成績で学年トップクラス、上位5%以内」を中3から維持することが、海外大学受験の大前提となります。
前編のまとめと後編のお知らせ
今回のイベントレポート前編では、長期的な視点に立った進路の考え方と、リアルな海外大学進学の戦略についてお伝えしました。
「漠然と勉強する」のではなく、将来の目標から逆算して「なぜ今勉強するのか」を明確にすることが、学習のモチベーションアップに繋がります。
次回の後編では、より具体的な「逆算型で行う夏休みの学習計画の立て方」「勉強の土台となる体力づくりの秘密」、そして「劇的に変わる、正しい英単語の覚え方についてレポートいたします。
イベント録画データのフルバージョンを配信中
本記事でご紹介した内容は、イベントのほんの一部です。
「より詳しい海外大学の事例を知りたい」「具体的な各学年の英語・数学の到達目標を知りたい」という方に向けて、イベントの録画データを別途配信しております。
こちらは J PREP 塾生に限定公開をしております。
詳細は塾生向けポータルサイト「 J PREP Portal 」をご確認ください。
監修:斉藤 淳(さいとう じゅん)
1969年山形県酒田市生まれ。
上智大学外国語学部英語学科卒業(1993年)、イェール大学大学院政治学専攻博士課程修了、Ph.D.取得(2006年)。ウェズリアン大学客員助教授(2006-07年)、フランクリン&マーシャル大学助教授(2007-08年)を経てイェール大学助教授(2008-12年)、高麗大学客員教授(2009-11年)を歴任、2012年4月に帰国、英語塾代表として起業。
2014年に発売された『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』と『10歳から身につく問い、考え、表現する力』がベストセラーとなる。2017年に『世界最高の子ども英語』、2023年に『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』、2024年に『斉藤先生! 小学生からの英語教育、親は一体何をすればよいですか?』を刊行。J PREPでは全体の統括に加え、教材開発、授業、進路指導を担当。
J PREP 2026年度 夏期講習のお申し込みを受け付けております。
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