2026年6月7日(日)に、J PREP四谷校にて小学生・中学生・高校生とその保護者の皆様に向けた特別セミナーを開催いたしました。
本イベントでは、J PREP代表・斉藤淳が、将来の進路の考え方から、AI時代におすすめの学部、海外大学進学のリアル、そして具体的な夏休みの学習計画や正しい英単語の覚え方まで、幅広くお話しさせていただきました。
前編では、長期的な視点に立った進路選びや、海外名門大学・奨学金を勝ち取るための戦略についてお伝えしました。
後編となる本記事では、「夏休みの具体的な学習計画の立て方」「勉強の土台となる体力づくりの秘密」、そして多くの中高生が間違えている「テストで点が取れる正しい英単語の覚え方」について、代表・斉藤のお話をお届けします。
※ 本イベントのすべての内容を網羅した完全版の録画データは、別途配信を行っております。詳細は記事の最後をご覧ください。
夏休みの学習計画は「未来からの逆算」で立てる
夏休みをダラダラ過ごさないためには、計画が不可欠です。
しかし、ただ目の前の宿題をこなすだけの計画では意味がありません。
学習計画を立てる際の鉄則は、今の学年から考えるのではなく、「高校3年生」を起点とし、高2→高1→中3…と未来から現在へ逆算して立てることです。
そこで代表・斉藤がおすすめした「英語の到達目標」のイメージは以下の通りです。
- 高3: 英語の勉強は最小限に留め、他教科(数学や理科など)の勉強に時間を回す。
- 高2: 大学入試レベルの英語で合格点に到達させる。
- 高1: 英検®準1級(最低でも2級)レベルに到達。語彙を増やし、英作・和訳のテクニックを学ぶ。
- 中3: 英検®準1級レベルの語彙力と英作の力をつける。
- 中2: 英検®3級程度の文法基礎を仕上げる。
- 中1: 教科書の音読を習慣化する。
このように、「高2までに英語を完成させる」という逆算のスケジュールを持つことで、大学受験を圧倒的に有利に進めることができます。
まずはルーズリーフなどに曜日ごとのスケジュールを手書きし、部活などを除いた「可処分時間」を把握するところから始めましょう。
世界のトップエリートは知っている、勉強の土台となる「体力づくり」
代表・斉藤が「勉強以上に大切かもしれない」と強調したのが、「運動と睡眠」の重要性です。
長期的な学習を継続し、いざという時に踏ん張りを効かせるためには、何よりも「体力」が必要です。
例えば、小説家の村上春樹氏は執筆のための体力をつけるためにマラソンを始めました。
また、イェール大学のノーベル賞クラスの教授たちは朝からプールやジムで体を鍛えており、ハーバード・ビジネス・スクールでトップの成績を収めるのは、体力と統率力を兼ね備えた軍隊出身者だといいます。
10代は体の発育が最も重要な時期です。
部活動をしていない人も、夏休みは意識的に「走る」「泳ぐ」などの運動を取り入れ、基礎体力をつけることを最優先にしてください。
赤シートはNG?テストで点が取れる「正しい英単語の覚え方」
皆さんは、単語帳に赤シートを被せて英単語を隠し、日本語の意味を思い出す練習をしていませんか?
実は、これは絶対にやってはいけないNGな勉強法です。
日本の学校の定期テストや入試のほとんどは「筆記試験」です。
英単語のスペルが正確に書けなければ、どれだけ意味を知っていても点数は取れません。英語を見て日本語を思い出すのは「日本語を勉強する外国人」のやり方です。
テストで点が取れる正しい英単語の覚え方
- 日本語の意味を見て、英単語のスペルを「書く」。
- 正確に書けた単語にはチェックマークをつけ、復習対象から外す。
- 間違えた単語は、2回声に出して、2回書く(ローマ字読みではなく、フォニックスのルールを活用する)。
- 時間を空けて、間違えた単語だけを再度テストする。
英単語と「友達になる」ためには、名前(スペル)を知り、話し(発音)、どんな人か(意味)を理解する必要があります。
自作のシートを作り、必ず「書いて」覚える習慣をつけましょう。
なぜ英語塾なのに「数学」を教えるのか?AI時代の必須スキル
イベントの最後に、J PREP が英語だけでなく「数学」の指導にも力を入れている理由を代表・斉藤がお伝えしました。
これからの人工知能時代、その裏側で動いているのは「統計学」の仕組みです。
これを理解するためには、高校レベルの線形代数や微積分が不可欠となります。
また、近年は早稲田大学の政治経済学部など、文系の学部でも数学が受験科目に導入され始めており、数学ができることは将来の大きな強みになります。「英単語を1つ覚えると生涯獲得賃金が2万円増える」と言われますが、数学の能力はそれ以上に将来の収入やキャリアに大きなインパクトを与えます。
文系の進路を考えている人も、数学からは絶対に逃げずに基礎を固めておきましょう。
後編のまとめと動画配信のお知らせ
今年の夏休みは、「未来からの逆算計画」「体力づくり」、そして「正しい単語の暗記法」を実践して、一気に実力を伸ばす期間にしてください。
成績が伸び悩んでいる場合は、「分からないこと」を放置せず、どこでつまずいているのかを分析することが大切です。
イベント録画データのフルバージョンを配信中
前編・後編にわたってイベントレポートをお届けしましたが、本記事でご紹介した内容はイベントのほんの一部です。
「自分の学年に合わせたより詳しい学習アドバイスが聞きたい」「具体的な海外進学の事例をもっと知りたい」という方に向けて、イベントの録画データを別途配信しております。
こちらは J PREP 塾生に限定公開をしております。
詳細は塾生向けポータルサイト「 J PREP Portal 」をご確認ください。
監修:斉藤 淳(さいとう じゅん)
1969年山形県酒田市生まれ。
上智大学外国語学部英語学科卒業(1993年)、イェール大学大学院政治学専攻博士課程修了、Ph.D.取得(2006年)。ウェズリアン大学客員助教授(2006-07年)、フランクリン&マーシャル大学助教授(2007-08年)を経てイェール大学助教授(2008-12年)、高麗大学客員教授(2009-11年)を歴任、2012年4月に帰国、英語塾代表として起業。
2014年に発売された『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』と『10歳から身につく問い、考え、表現する力』がベストセラーとなる。2017年に『世界最高の子ども英語』、2023年に『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』、2024年に『斉藤先生! 小学生からの英語教育、親は一体何をすればよいですか?』を刊行。J PREPでは全体の統括に加え、教材開発、授業、進路指導を担当。
J PREP 2026年度 夏期講習のお申し込みを受け付けております。
J PREP 斉藤塾 2026年度 入塾説明会 開催中です。
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