A.H.さん2019年
出身高校筑波大学附属高等学校
進学先東京医科大学医学部医学科
中1からJ PREPで英語の基礎を固め
高校では苦手な理系科目に力を注ぎ、医学部合格
医師の道を歩み始めたわけですが、感想を聞かせてください。
将来的には医学を学ぶコースに入学しましたが、まだ基礎医学のカリキュラムも始まっておらず、主に教養課程の科目を受講しています。今後、様々な機会を通じて自分の専門を絞り込んでいくことになるのだと思います。
中1からJ PREP に通ってくれました。
そうですね。中1に上がる年の3月からです。実は子ども時代に少し英語を勉強したことがあったので、現在のES250からスタートしました。一旦挫折し、ES150をやり直して、ES350に飛び級しました。結局のところ、文法をやり直したので成績が伸びたと思います。
子ども英語を通じて、ちょっとあやふやに理解していて伸び悩んでいたものを、一度文法をしっかりやり直すことで基礎を固めたわけですね。そこからは順調でしたか?
そうですね。なので、一度戻って良かったと本当に思います。
割り切って文法を体系的に頭の中で整理できる生徒と、子ども時代の学習法を引きずって伸びが止まってしまう生徒と、二通りに分かれます。気持ちの切り替えが重要ですね。学校の英語では苦労しませんでしたか?
学校では全然苦労しませんでした。英語を勉強する時間は一番少なかったのですが、授業を聞いてるだけで理解できました。
医学部受験の話を聞かせてください。英語も得点源で、他の科目に時間を使っていた感じですか?
はい、英語については学習時間を節約し、苦手だった理系科目に力を注ぎました。英語はJ PREPで真剣に取り組み、土台が出来上がっているという自信がありました。
なるほど。私どもがお勧めしている必勝パターンですね。1 回自転車に乗れると一生乗れるのと一緒で、高1あるいは高2までに大学受験に必要な英語力まで高めておくと楽です。そして、大学に入ってから役に立つ英語スキルと受験英語を一緒に学びつつ、他の科目に有効に時間を使ってほしい。
その通りです。医学部入試には医学英語が出題されるので、数学や理科の勉強と併行して、独自に英単語を覚えました。斉藤先生のやり方で、未習単語の綴り、発音記号、品詞、意味をリストアップし、これを反復しながら覚えるのですけど。
確かに医学部受験では医学、生物学の用語を覚えなければなりませんね。他に早期からJ PREP に通っていて特にこれがよかった、ということがあれば教えてくださ
毎週ビデオをみて予習をする必要があります。その時に英語を聞くし、自分で英語を書く、そして話す練習もする。授業に出たら実際に話さなければならない。そのリズムが良かったと思います。気付くと、たくさん話せるようになっていました。高校のプログラムで留学やホームステイをしても何の問題もありませんでした。リスニング力も、発音記号など特に意識しなくても、身についていました。
自然に聞き取れるということですね。
はい。それだけでなく東京医科大の入試では、発音問題が最初に10 問ほど出題されます。スッとわかってとても楽でした。発音アクセントの過去問対策は全く行わなかったのですが、満点が取れました。
今、大学で英語の入試問題を作っている先生方も、実は英語の運用能力自体を測りたいのです。過去問を解いた、過去問に慣れた力を測定したいわけではありません。だからなおさら、自然に英語ができるようになった人は、受験でも優位に立てます。例えば発音記号を見なくてもこの単語とこの単語の発音の区別が分かるというのは、実は毎週J PREP で小テストのために準備すれば、当然のように出来るようになります。毎週、例文を正確なスペルで書く、しかも音声を聞いてそれが再現できる、これが小テストの練習メニューですから。いちいち発音記号を意識しなくてもわかってしまうようになります。
他に印象に残っているのが、夏休み、イェール大学での合宿研修です。今まで興味がなかった分野について、例えば差別や障害、コンピュータ・グラフィックスなどの授業を聞いて、医学だけではなく様々な分野に興味を持ち続ける楽しさに気が付きました。
そうですね。ワクワクしながら学ぶのと、やれと言われて学ぶのでは全然違いますからね。
はい、そう思います。キャンプでは皆で意見交換しながらエッセイを書きましたが、色々な人の意見を聞きつつ自分の考えを深められるきっかけになりました。毎日充実した生活を送ったと思います。
東京医科大の場合は、入試で面接がありますね。
はい、志願者1対面接官3 名です。東京医科大は、新宿に病院があるので、海外の患者さんも多くいらっしゃるとのことで、英語は出来た方がいいです。面接では自分の英語力について自信を持ってアピールすることが出来ました。