W.K.さん2020年
出身高校世田谷学園高等学校
進学先早稲田大学国際教養学部
J PREPで仲間たちと切磋琢磨、
気づいたら英語の成績が急上昇
早稲田大学国際教養学部に合格おめでとうございます。入学したらいきなりコロナ禍が来て残念ですよね。
そうですね。しかし国際教養学部は他の学部と比べ、リアルタイムでディスカッションをしたり、少人数のクラスでやることが多かったので、その点はオンラインでもあまり変わらなかったです。対面授業を受けたことがないので何とも言えませんが、J PREP で今までやってきたこととあまり変わらないという感覚でした。
入学式もなく、そのコミュニティの一員であるということを確認する儀式がないまま大学に入ったんですよね。人間の意識の中で、儀式がすごく大切なものであると思いませんでしたか。
痛感しました。
人間の感情的な部分では、その空間にいて聴覚視覚すべてを、空気に触れるということも含めて経験として記憶に残すのだと思いました。オンラインで繋がっているものを見ながら、常にそれを意識します。経験した記憶というものを考えると、全部トータルパッケージでなくてはいけなくて、オンラインで繋がっていても何か少し違いますよね。
ところで、渡部さんがJ PREP に通い始めたのは高校1年生の時ですよね。
はい。その頃は水泳を週7回のペースでやっていたので、集中コースは難しいと思い、Level 3 から始めました。
カナダにホームステイをした時、英語が聞き取れなかった経験があるそうですね。
湖で崖から飛び降りて遊んでいる人たちがいました。事前にホームステイのホストマザーから飛び込むなと注意されていたのですが、それを聞き取れず友達と一緒に飛び込んで、怒られてしまいました。そのことがきっかけでしっかりと英語をやらなければいけないと思い、勉強するようになりました。
元々得意意識があったというよりは、トラウマを残すような出来事があったことにより真剣になり始めたのでしょうか。
そうですね、5 歳くらいまでイギリスに住んでいたため、若干耳に残っているだろうと思って調子に乗り、いざカナダに行ったところ全然通じなかったことが大きなきっかけとなりました。
中学3年生、高校1年生くらいだと、実のところ本人が真剣にやると決めるか決めないかがその後に大きく影響するんですよね。本人がやりたいという気持ちになるきっかけが重要だと思います。
その点に関しては恵まれていたと思います。J PREP に入塾した時、ネイティブの先生は少しゆっくり話すなど、多少手加減してくれたと思います。カナダに行ってすごい勢いで英語を話されて、分からなかった時に初めて、ネイティブの先生としっかり話して議論しないといけないと思ったので、帰国してすぐ実践できる場があったのが有り難かったですね。
それで高校2年生でイェール・ キャンプに参加したんですね。渡部さんはいろいろな意味で積極果敢に挑んでいたので、最初からそういう人だったのかなと思ったのですが、成長するために必要な出来事があって、そうなったんですね。イェール・ キャンプの思い出は何かありますか。かなり盛り上がっていた記憶があります。
浜辺で休日を過ごしたときは、アメリカを満喫しました。最終日の夜もみんなで時差ボケのために起きていて、それも楽しかったです。ローゼンブルース教授による、女性参政権に関する授業も刺激になりました。
渡部さんは、Level 3 から始めてEA580、EA680 と進んだのですね。国内大学受験カリキュラムは、熱心で指導経験豊富な先生方が担当しています。
そうですね、本当にすごく良かったですね。EA580 の時期に模試成績が偏差値で15 ぐらい伸び、EA680 の時期は安定して好成績でした。
受験指導コースの授業で良かったことなど、何かありますか。
周りのレベルがとても高く、和気あいあいとしているので、自然に友達もできて切磋琢磨できました。J PREP に行くのは、塾に行くというよりは遊びに行く感覚で、本当にずっと滞在していましたね。それが週一回の癒しだった感じで。
そうして知らぬ間に英語の力もついているという感じですよね。
そうなんですよ。授業は楽しいですし、それでもうみんなで盛り上がり、気づいたら模試の偏差値がしっかり70 を超えていて、コンスタントに取れているという状態だったので、楽しく通っていました。
卒業生に聞くと、卒業しても仲がいいみたいですね。
そうです。仲が良かった人たちと集まる予定もあります。
みなさんによろしくお伝えください。今年は卒業記念パーティができず、すごく寂しいですね。早くコロナ禍が落ち着いてほしいですね。