• 早稲田大学 創造理工学部
  • 栄光学園高等学校

僕がJ PREPに入塾したのは中学1年生のころでした。
初めは親が行けと言うからただそれに従うだけで、英語の勉強に積極的ではなく、宿題をいつもぎりぎりに終わらせるのが習慣になっていました。学年が上がるにつれて授業で扱う教材のレベルも高くなり、英語の勉強は楽しいといえるものではありませんでした。
そんな中、転機が訪れました。高1でES450に入り、初めて洋書を読み、授業中にも本の内容に関するディスカッションをしているうちに何だか楽しくなってきたのです。ネイティブパートではとにかく話し続けるよう言われ、元々おしゃべりが好きだった僕はきっとそれに夢中だったのかもしれません。
そこからは、J PREPには勉強するために行くというよりは楽しむために行くようになりました。
なんとかEA580には入れたものの、高2のころは文化祭幹部を務めたり、サッカー部に所属して夏は部活に没頭したり、体育祭では応援団をやったり、修学旅行に行ったりとはっきり言って遊びほうけていました。J PREPの勉強は最低限こなすものの、本当に最低限しかやっていなく、今思うととてももったいなかったと思います。
高3ではEA680に入り、ようやく受験勉強が始まるかと思いきや春に文化祭があり、部活は結局7月の終わりまでありました。
そんなわけで、本格的に受験勉強が始まったのは高3の夏でした。
以下、英語の勉強、その他科目(理系科目)の勉強などについて自分なりに書きたいことを書きます。

【英語の勉強】
単語:第一優先でやりましょう。単語がわからないと文章が読めないので何も面白くありません。単語を覚える時は1単語につき1つの訳で覚えるのも最初はいいですが、単語の細かなニュアンスや実際にどう使われるのかを覚える方が後々役に立ちます。僕はこのことに高3の秋以降に気づきました。
文法:J PREPの教材をやれば大丈夫です。すべて教えてくれます。
和訳:構文が命です。わからないうちはSVOCを書き込んだり、形容詞や副詞がどこにかかるかを考えたり、andが並列しているものを考えたりとじっくり考えるのがおすすめです。J PREPの教材の和訳問題はいい問題ばかりで、先生方の解説も非常にわかりやすいです。
英作文:J PREP生は英作文が強いと思います。ネイティブパートのライティングで相当鍛えられると思います。
読解:スピードも大事ですが同じくらい正確性も大事だと思います。J PREPの教材の長文は内容が面白いものが多く、先生が長文に出てくる話の裏話や背景なども教えてくれたので、僕は長文を読むのを楽しんでいました。
その他:英語は継続が大事だと思います。また、英語はどうしても時間がかかる科目なので早いうちに手を付け始めると良いと思います。

【理系科目】
数学:数学は一番差がつく科目であり、英語と同様伸びにくい科目です。僕はあまり数学が得意でなかったので、とにかく標準的な問題を落とさないような勉強、演習をしていました。また、試験の難易度や解きやすさなどは実際に解き始めないと正直分かりません。試験中の臨機応変な対応が求められると思います。
物理:公式を暗記してもよいですが、僕のおすすめは理解の方に力を入れることです。また、理科は演習がとても重要だと思います。物理では、演習で扱った現象や性質は常識にするよう心がけると、わざわざ数式をいじったりしなくても結論が導けたりすることがあります。
化学:物理と同様に演習が肝です。特に有機化学は演習したかしていないかで大きな差が生まれます。また、個人的に共通テスト化学は二次試験の問題に直結する問題が多いと思います。実際に僕は基礎固めで共通テスト化学をかなりの年数解きました。

【共通テスト】
大体1か月前くらいから対策し始めます。国立大学を目指していたので6科目受けましたが、思っていたよりも集中力が続きませんでした。また、予備校が発表する足切りラインは結構ズレるので、参考程度くらいに考えれば良いと思います。

最後になりますが、6年間教えてくださった先生方、特に高3でお世話になった田邊先生、ベンジャミンをはじめとする国内受験コースの先生方、そして最後まで支えてくれた両親、本当にありがとうございました。