- 慶應義塾大学 法学部
- 聖心女子学院高等科
〈J PREP入塾から今までの流れ〉
・コース遍歴
ES250(小6)→ES350(中1)→ES450(中2)→SA500(中3)→SA550(高1)→SA580(高2)→EA690(高3)
・資格
英検®1級(高1)、TOEFL®103(高2)、IELTS™8.0(高3)
〈入塾のきっかけと今までのコース〉
私は小6のときに友人たちが複数人通っていたのをきっかけに入塾して以来、J PREPに7年間お世話になりました。上記のようにES、SA、EAと、それぞれの時期の目標に合わせて3つのコースを取っていました。
ESでは英語の土台をしっかり築き、高度な英文を読めるようになりました。特にES450は、日本語ですら難しいようなローマ史を勉強したりOutliersという本を読んだりと、高度な内容だったので記憶に残っています。毎週の宿題も多くて半泣きでしたが、それを乗り越えたからこそ今の英語力があるのは間違いありません。
ESを終えると、EAに行ける年齢ではなかったこともあってSAを選択しました。それまではReading力を主に培っていましたが、SAでは海外経験のある生徒たちに囲まれる中で自分のスピーキング力の無さを実感しました。SAは資格試験対策を軸としつつ、英語でディスカッションをする時間をしっかりと取っています。最初は思うように意見が言えませんでしたが、しばらくするとディスカッショントピックから派生した話題で盛り上がるなど、「英語脳」が身についていることが実感できました。
SAのコースを全て修了した後は国内受験対策のEAコースに通い始めました。バランスよく演習をしながらディスカッションもできる授業だったので、それまで学んできた知識を総動員して毎週の授業に取り組めた感覚があります。
〈J PREPでの学習と受験〉
私は推薦という方式で合格を頂いたため、いわゆる英語の学科試験は受けていません。
とはいえ、J PREPで長年培ってきた英語力が合格の大きなファクターになったと思います。
なぜなら、推薦入試の中では評定と英語資格だけが、唯一数値で計られる判断基準だからです。
私は高3の春までに、英検®1級、TOEFL®103、IELTS™8.0を取得していました。推薦対策をしていて周りを見ても、英検®準1級を持っている人は大勢います。その中で、いち早く英検1級を取ってTOEFL®やIELTS™などでも高スコアを取得しておくと、大きなアドバンテージになると思います。
また、高2頃からは書類作成を見据えて自分のテーマで研究を進めますが、その際にもJ PREPでの英語力が活かされました。日本語の論文はもちろん海外の論文を英語で読んだり、海外の新聞を読んだりして情報を集めたからです。
これらはまさしく、J PREPで日々高度な文章を読む練習をしていたからこそできたことだと思っています。
〈おすすめの英語勉強法〉
・リーディング:自分の実力よりやや上の本を読む。可能なら音読をしながら、わからない言葉があってもとりあえず読み進める。わからなかった単語にはマーカーをしておく。即辞書で調べるのではなく、まず意味を予測して書き、それから辞書で正しい意味を調べる。
・リスニング:Ted Talksや、英語系のPodcastを聞くのが効果的。海外ドラマを英語字幕or字幕なしで見るのも、娯楽の中に学びを取り入れる点で良い。
・スピーキング:入浴中などの隙間時間に、英語で独り言を言う。社会的なトピックで話したい場合、Chat GPTにトピックを出してもらうのも有効。
・ライティング:ニュース記事の要約を書くなど。
〈後輩へのメッセージ〉
英語で英語を学ぶことができるのは、J PREPの大きな強みだと思います。宿題が多くてレベルが高いと感じる方も多いかもしれませんが、英語力だけでなくトータルの知識力も伸びるので、忍耐強く頑張ってください。応援しています!