• 慶應義塾大学 商学部
  • 横浜雙葉高等学校

履修コース:EA570→EA680

高二のときに入塾しました。周りには中学生のときからJ PREPに入塾している子も多く、少し不安はありましたが、自分にとって多少ハードな環境に身をおいた方が成長につながるのではと思い、入塾を決意しました。当時の私は、長文はなんとなく読めるし、リスニングも得意な方ではあったものの、文法は大の苦手、長文も少し難易度の高い内容のものになると途端に解けなくなってしまうような状態でした。そのため、はじめはディスカッションに参加したり、文法について正確に説明したりすることを上手くできませんでした。しかしそんな状態でも、授業をしてくださる先生方や大学生のTA、そして一緒に学ぶクラスメイトの存在が私を支えてくれたおかげで、楽しくJ PREPに通い続けることが出来ました。授業の途中に、先生が小話を挟んで楽しませてくださったり、あてられて答えられなくても他の生徒がフォローしてくれたりする温かい雰囲気は、モチベーション高く勉強を続けていくうえで、とても貴重でありがたいものだったなと感じています。沢山の刺激を与えてくれるクラスメイトの存在は、高二高三の受験期を力強く支えてくれると思います。

高二は、とにかく苦手な文法を固めました。学校で使っていた文法問題集と毎週の4択の30問ほどの文法問題を、授業はじめにやるQuizやターム末テストを目安に何度も解き直し、高三に上がる頃には、文法問題は得意だ!思うくらいに仕上げることが出来ました。30問の中には、一見全く違うことを聞いている問題だけど、実は解答根拠は同じという問題が複数出されています。同じ解答根拠だけど、一方しか正解出来なかった場合、その部分が実は理解出来ていなかったんだ、ということに気づけるとてもいい機会になりました。 予習→解説を聞いてどこを理解出来ていなかったのか「気づく」→とにかく正解できるまで繰り返す+どうしてその答えになるかも言える(自分の言葉でちゃんと説明できる) というステップをこなすことで、私は文法苦手意識を克服したと思います。文法に対する意識が変わったところから、長文の読み方もかなり改善されました。私は、SVをしっかり抑える(文章が複雑になると意外と難しい、、)ということをマスターしてから、難解な内容の文章でもひるまずに立ち向かっていけるようになりました。 そして、All Englishクラスの毎週のながーい課題文に食らいついていくこともとても大事でした。高二のクラスが始まってすぐ、TAの方に、こういうのを頑張って読むことを繰り返していたら、入試の長文が楽になったよ!と言われ半信半疑でしたが、実際にほんとにそうなりました。頑張りはちゃんと報われます!!

高三は、「積極的に学ぶ」という姿勢が大事だったなと思います。それぞれの生徒がそれぞれの得意苦手なポイントを持っているという状態になるので、「自分」が分からない! 迷う!と思ったところは自ら先生に質問しにいき、ひとつひとつ解決していくとより濃い学びができると思いました。

入塾当時の私は、受験勉強としての英語学習と実際に使うための英語学習は別物だ!と 信じていました。しかし、実際はどちらも英語を学んでいることに変わりありません。「学び方」次第で受験でも、日常会話でも活かすことができるのだと教えてくれた場所がJ PREPでした。 また例えば長文演習を、ただ長文を読んで問題を解くと捉えるか、その中の表現から単語、文法、よくある文の形式を学んだり、メイントピックについての知識を増やそうとするかには、身につけられることの総量に大きな差が生まれると気づけました。

小テスト、宿題など授業に向けての準備は多めかもしれませんが、そういう地道な作業 は言語を学ぶうえでどこかで絶対通らないといけないところだと思います。地道な作業を自分でどうやるかを考えて、1人でやりきるのはなかなか大変なところがあります。 が、J PREPでのカリキュラムを、クラスメイトと切磋琢磨しながら素直にこなしていけば、じわじわと力が身についていることを実感するはずです。 課されたことを「ちゃんと」やる。つまり、効率やはやさを求めて”形だけ”にならず、この力を伸ばすためにこれをやっているという意識を持って、多少時間がかかってもやり続ける、ということが学習においての肝だったのかなと思います。

J PREPは英語を色々な角度から学べる最高の環境でした!もみくちゃにされながらも諦めず続けていけば、次のステップがはっきり見えてきて、ちゃんと前に進んでいるんだなと感じられる時が来ると思います!!

最後になりますが、居心地のいい学びの場を作ってくださった先生方・TA、事務の方々 等々、本当にありがとうございました!!