- 一橋大学 法学部
- 頌栄女子学院高等学校
私は、小学生時代に約3年半の海外経験があり、英語は比較的得意でしたが、さらに英語力を磨いて確実な強みにしたいと思い、中3の途中で入塾しました。私は、当初から国内大学への進学を考えていましたが、資格試験対策や自分の興味の掘り下げも行いたく、高3以外はScholarsの授業を取っていました。
J PREPでの授業は大学受験に役立ったのはもちろんですが、英語「で」学ぶ楽しさにも気付かせてくれました。
①中3:SA580
入塾以前はTOEFL®の問題を見たこともなく、初回の授業でクラスメイトの熱意とレベルの高さに気後れするほどでした。しかし、毎週のように過去問を解くうちに苦手意識は消え、ネイティブの先生(英語母語講師)が適切なアドバイスをくださったことでスコアも着実に伸びていきました。
特に、本番と同じように短い時間内でスピーチの構成を考え、ペア同士で発表しフィードバックを伝え合うSpeakingの練習はとても有効でした。エッセイの添削も丁寧にしてくださり、改善点が明確に浮かび上がりました。
②高1:LA600
個人的には一番楽しかった授業です。
自分では読む機会が少ない古典文学や難解な小説の数々に触れ、筆者や時代背景、表現技法などについて先生やクラスメイトとディスカッションを行いました。
大学の講義の先取りをしているような感覚で難しい部分もありましたが、読書が好きで語彙や表現を磨きたかった私にとっては魅力的でした。
結果的に、大学入試でも文学史が出たり、自由英作文の話題に出てきたりと、良いことばかりでした。
私が受講していた時は人数が少なく、クラスメイト同士の仲も深まりました。なんと、先生とマンツーマンの回もありました(笑)
③高2:SA580
この時期にはAO入試も視野に入れており、TOEFL®のスコアの重要性から再びこの授業を取りました。
この年、ちょうどTOEFL®のスタイルが変更され、新たな問題形式に対応した授業を受けることができたため、自信につながりました。毎週3時間集中して過去問に触れることは、独学では難しかったと思います。
アットホームな雰囲気で友人もたくさんでき、TOEFL®のスコアも驚くほど伸びました!
④高3:EA690
完全に大学受験対策に特化した授業であったにもかかわらず、楽しさが勝っていたように思います。歩く辞書である古賀先生の爆笑トークと豆知識にはいつも笑顔をもらっていました。
EA690で難関私大、国立大の問題をまんべんなく解いたことで、英語に関してはどのような問題が出ても怖いものはない、という気持ちで本番も挑むことができました。
初めは、国立の対策に重点を置きすぎると私立の対策がおろそかになるのではないか、という不安もありましたが、EA690は多少国立に特化している傾向はあるものの、どちらにも役立つ演習が多かった印象です。特に、長い和訳問題を解く際に必要な細かいニュアンスの違いなどの知識を知ることができて大変ためになりました。
また、All-Englishのディスカッションを通じて、馴染みのないトピックに関して試行錯誤しながら説明したり、自分とは異なるクラスメイトの価値観や意見を知ったりしたことも、自分の考えを振り返り改めてその妥当性や根拠を確かめる作業につながりました。
<最後に>
私は、早い時期から資格試験を受験し、J PREPに通っていたおかげで少しずつスコアを伸ばし続けることができました。筆記試験ではあまり手ごたえがなかったAO入試で合格をいただけたのは、スコアも重要な要因だったと思います。
結果、2月の一般受験では受験校を大幅に減らすことができ、私立大学の過去問演習と圧倒的に遅れを取っていた数学に時間を割くことができました。AO入試に関しては、仮に通うことになっても自分が納得できる大学、学部に限って受験することが本当に大切だと思いました。
同じ英語でも大学によって形式は様々ですが、多くの大学で配点が群を抜いて高く(一橋法の場合、英:280点、数:180点、国:120点、地歴:170点)強みにすることができれば本当に心強いです。
いくら英語力に自信があっても、試験において自分の目標を達成するためには、いかに問題の形式に慣れるかがすべてです。
J PREPでは、そのつど目的に特化した授業で効率的に知識と経験を身に付け、確実に成長できました。
お世話になった先生やスタッフの方々に心から感謝申し上げます。