- 東京大学 文科三類
- 芝高等学校
多くの日本人学生が莫大な時間を英語に費やしつつも英語が喋れないことは世界的に有名です。これが英語を語学としてみなさずに、暗号解読のような受験科目として練習していることに起因する問題であることもよく指摘されます。
J PREPは多くの予備校や学校と異なり、「最初期に文法を広く浅く覚えてしまい、アウトプットや復習を重ねて実用的な英語力を養う場所」だと私は認識しています。
J PREPにお世話になった7年間、私は「暗唱で詰め込み、アウトプットで染み込ませる」というプロセスで英語を学び、最後の一年間のみ受験英語の練習をしました。
私は中学入学と同時にJ PREPのES120に入塾しました。
国際問題の解決に貢献する人材を目指していたため、入塾時はアルファベットが怪しい程度の英語力だったものの本気で授業・課題に向き合い、夏からはES150にレベルアップしました。
当時から、文法書を読み込むというよりも、習った文法や単語を積極的にアウトプットし、さらに”Guess what!”という英語の映像教材を何度も何度も暗唱する勉強法をとっていたと記憶しています。
また、J PREPのカリキュラムと並行して英検®の勉強を進め、英単語は旺文社の『でる順 パス単』を何度も暗唱して身に着けました。
中学2年の初期にコロナ禍が始まり、ES250の復習に加えて、暇な時間の多くをJ PREPの“vocab dojo”に費やした記憶があります。
また、このころから英語を使ったグローバル・リーダーシップ養成講座・ビジネスコンテストに参加するようになったことで、よいインプット↔アウトプットのサイクルを築けていたと思います。一学期中に自分の英語力の向上を実感したため、夏にはES350に飛び級させていただき、英検®の勉強にも打ち込んだことで、秋には一度落ちたものの、中学2年の終わりに英検®準1級に合格できました。
ここまでは多くの時間を英語の勉強に費やし、学校はもちろん、J PREPのカリキュラムをも先取りするつもりで取り組みましたが、ある程度の実力がついたことで、中学3年生以降はJ PREPのカリキュラムに最低限追随しつつも、先述したグローバル・リーダーシップ養成講座・ビジネスコンテストなど、英語を実際に使ってスキルを習得する時間を増やしました。
高校1年生の頃には一年間フィンランドに留学し、英語を使って本格的なYouTube活動を行うなど、幅広い方法で英語を用いる中で英語が自分の中に定着し、フローも向上しました。
帰国後はSA580に一年半通って実用的な英語力を底上げし、高3の春休みにTOEFL®で101/120点を取得し、このあとようやく受験英語の勉強を始めました。
高3の間通ったEA690の初回授業では、これまで自分が身を置いてきた環境との風土の違いに気圧されました。
「暗唱で詰め込み、アウトプットで染み込ませる」勉強しかしてこなかった私は、基礎的な文法用語もわからなかったためです。それでも桂先生の授業中は恥を忍んで積極的に質問して食らいつきました。
メモを取る際は実用本位の自分の英語で国内大学の問題に対応するため、
・知らない単語・構文
・問われ方のパターン(脱文挿入や誤文訂正など)への対応法
・良く問われる文法や単語の用法・誤文の作られ方
を意識するようにしました。
All-Englishの授業中は本領を発揮し、ディスカッションを主導するよう意識して、実用的な英語力もキープしました。
その結果、徐々に受験英語にも適応し、全統記述模試や駿台模試でも9割前後が安定して出るようになりました。
過去問は夏から本格的に取り組み、スピードアップの為にパート練をしたほか、解法をパターン化して記号での失点を0~10点程度に抑えるようにしました。
秋以降は過去問で95点を下回ることはめったになくなりました。東京大学の入試では最後が英語の試験ですから、「大将戦の英語で全てを取り返せる」という自信が、他科目の試験でも助けになりました。
英語力は一生の武器です。
英語が喋れてもそのまま入試で高得点を取ることは難しいですが、いちど喋れるようになってしまえば入試や資格試験に合わせて調整するのは簡単です。
ぎりぎりまで受験を意識せず英語力をひたすら養っておくことが、逆説的に受験での成功につながるのではないかと思います。




