- 東京大学 文科一類
- 小石川中等教育学校
J PREPでのコース
ES150→ES250→ES360→ES450→EA580→EA690
J PREPでの入塾時期やそのきっかけ
私の英語学習はアルファベットの書き方から始まった。
中学受験後一段落して、英語の知識が全く足りない私を心配した両親から勧められ、入塾を決めた。
アルファベットの練習から始めるような、本当にゼロからスタートの英語学習だったが、中1の初回授業から英語を使ったディスカッションが始まり、文法の学習も何周もして演習を積み重ねることでいつの間にか英語を話すことや問題を解くことに全く抵抗を感じないようになり、中1から高3までのほぼ全ての模試でも英語は偏差値75を下回ることがなく、「英語が得意」と自信を持って言えるようになった。
J PREPでの英語学習法(中1~中3)
当たり前のことかもしれないが、中1から中3までの間は宿題を確実に終わらせることを習慣にすると良いと思う。
高校生になるとJ PREPの予復習にまとめて時間を割くのがなかなか難しくなるため、中学生のうちから隙間時間を見つけて宿題をなんとか終わらせる癖をつけておくと高校生になっても比較的負担が少なく進められる。
また、ES300番台まではwriting課題にじっくりと向き合えるのが良かった。
毎週一本のwriting課題が出る高校生クラスと違って、何度もdraftを提出して、添削を受け、それを基に自分の表現を練り直すという経験は、自分の中でwritingへの向き合い方を確立することができる良い機会だった。
J PREPでの英語学習法(高1~高2)
部活も学校行事も忙しくなるこの時期にどれくらい英語の勉強ができるかが、高3で英語以外の科目に割く時間を決める。
まずは中学生の時に習慣化した宿題への取り組み方を生かして、毎週必ず一定量の英語に触れることで、英語力を継続的に伸ばすことができる。
その上で、文法に関しては、不明な点は何もないと思えるくらいに知識を確実なものにすると安心だ。
400、500番台のクラスでは問題演習を通じて細かなものも含めて一通りの文法知識を確認して、その上で授業中に先生の詳しい解説やポイントの整理に触れられるため、初めて知った内容や自分が不安だったり間違ったりした事項はその度に確実に自分のものにするという意識を持ちたい。
また、All-English Partではハイレベルかつ大量の英文と毎週向き合うことになる。
大量の英文を前に、テーマをすぐに掴み、論理構造を把握して、英文を頭から素早く読んでいく感覚はAll-English Partの宿題を進めることで身についた。
J PREPでの英語学習法(高3)
ここではJ PREPにかなり長い期間在籍し、高2までにある程度英語の学習を進められた人に向けて勉強法を紹介したい。
高校3年生でのJ PREPの英語学習では総合的な英語力を完成させることを目標にして取り組んだ。
All-English Partでは毎回いろいろな話題の英文を読み、それをテーマにディスカッションを行うなど、楽しみながらも、リーディングやスピーキングの力を伸ばすことができた。
また、扱ったトピックに関する実用的なフレーズや最新の議論など、日本で暮らしていたら自力では得られないような情報を英語母語講師から提供してもらえた。それをノートに取り、毎週復習を重ねると、模試や過去問など思わぬ場面で学んだことを生かすことがあり、リーディングやスピーキング力の向上以上に得られるものは大きかった。
スピーキングは現在の日本の大学受験に直結しないと考える人も多いかもしれないが、相手に自分の語彙レベルで意見を正確に伝えるという意味で「瞬間英作文」とも言える上、コミュニケーションを成立させるため、相手の話を一生懸命聞き、その場で理解しようとするという点で最高のリスニングの練習にもなった。
Bilingual Partでは問題演習量が圧倒的に増加する。
ここで大切なのは本番を見据えて緊張感を持ち、全ての問題を全力で解くことだと思う。さまざまな難関大学の入試問題中心のため問題のレベルはもちろん上がるが、それ以上に入試本番に近い形式・内容の演習ができる。
緊張感を持って演習をするため、私は本館の自習室で授業開始10分前に解き終わるようなタイミングで始め、制限時間に追われながらも冷静な判断を下し続ける練習をした。特に東大など問題量が圧倒的に多い大学を志望する人は一度このように緊張感を持ってやってみてもいいかもしれない。
しかし、問題を雑に解いていいというわけではない。桂先生もよくおっしゃっていたが、特に英作文や英訳などは文法ミスやスペルミスがないか徹底的に確認し、自信を持てるまで見直しを重ねると本番でも落ち着いて解くことができると思う。
高3になるとAll-English Part、Bilingual Partの両方で復習の重要性が圧倒的に上がる。
私がやっていた方法を紹介したい。
まず、桂先生、Sarah先生が授業で紹介してくださった文法や語句の知識を一冊のノートに蓄積し、月1回程度のペースでオレンジ色のペンを使ってまとめ直し、赤シートで消して確認できるようにしていた。先生方は盲点になりそうな文法事項や単語の派生知識等本当にいろいろなことを教えてくださり、英語の問題に取り組む上で大変力になった。
通常授業が終わってから本番まではそのまとめを見返し続け、1年間で学んだ知識の定着を図ることで、過去問、本番を含めさまざまな場面で活用できた。過去問でわからなかった単語や文法もまとめを見返してみたらJ PREPで学んだことだったというケースも多かった。また、英作文や英訳は自分のミスの内容と原因を一覧にした。
東大本番は昼食を挟んで英語の試験のため、お昼を食べながらその一覧を見直すことで自分がしがちなミスを意識しながら本番に臨めた。過去問やJ PREPでの問題演習を通じて発見した自分のミスの傾向も一覧にして演習を重ねるごとにその数を集計することで自分が注意すべきポイントが把握できた。
東大対策について
J PREPの通常授業に緊張感を持って取り組み、扱う教材と先生の解説を確実に自分のものにすれば、東大英語は過去問演習以外にとりわけ必要な学習はないと思う。ここまでに述べた内容を参考にしつつ、一問一問真摯に取り組んでほしい。
さらに答案作成力を磨くために強くお勧めしたいのが、季節講習で展開されるテストゼミ講座だ。
その場で最難関レベルの問題を解き、自分の答案(のコピー)を手元で参照しながら、先生の解説を受講できる。また生徒同士で答案の見比べを通して、自分より圧倒的に良い解答に触れ刺激を受けられる。その上で授業後には解説中にもう一人の先生によって採点された答案を受け取れ、個別のフィードバックを含め講評をいただけるので、毎回いかに自分の答案がダメだったかを痛感できた。
英作文も徹底した採点があり、答案の構想段階での思考プロセスを個別に教えていただけたため、東大本番でも英作文に落ち着いて取り組め、英語の得点を伸ばすことができた。
最後に
J PREPでの英語の学習に真剣に向き合っているならば、英語に関しては全く心配する必要がないと思います!
その分、安心して他の科目に力を注ぎ、英語以外の得意科目を作れると確実です。私自身も東大実戦模試で1位を取れるほど地理をやり込むことができました。
他の科目とのバランスもあると思いますが、自分の英語を完成させるという強い気持ちを持って楽しく学習を続けてください!
そして、いつも相談に乗ってくださり、授業でも本当にいろいろな知識を教えてくださった上、前期試験の手応えが悪く後期試験に向けてなかなか切り替えられなかった私を電話で励ましてくださった桂先生、丁寧に添削をしてくださり、知的好奇心を刺激する話をたくさんしてくださったSarah先生を始めとする先生方、このような素晴らしい学習環境を作ってくださった代表の斉藤淳先生、たくさんご迷惑をおかけしましたが本当に丁寧に対応してくださったスタッフの皆さん、多くのアドバイスをくださったTAの先輩、本当にありがとうございました!




