• 京都大学 法学部
  • 早稲田大学 政治経済学部
  • 出身高校:芝高等学校 | 所属コース:EA680

●英語勉強法
僕は桂先生には申し上げにくいのですが、英語がそこまで得意ではありませんでした。
以下自分の稚拙な英語力を分析し勉強法の良かった点、悪かった点を述べていきたいと思います。

■良かった点
コツコツ取り組んだこと英語には巷で話題の「ウルトラ読解法」「スーパー読解法」は無いと思われます。
単語・文法・音読・リスニングを毎日コツコツやることだけが英語力向上の方法だと思います。
僕は単語帳に『鉄壁』を使い、3月以降大学の過去問を1 日1 題ずつ解いていきました(難易度が徐々に上がるよう北大→東北大→阪大→早慶と順にやっていきました)

■悪かった点
細かい知識を軽視した英単語・熟語は覚えられるだけ覚えたほうが良いです。
僕は単語帳に掲載されていない単語・熟語は「どうせでない」と捨てていました。
そのため、センター試験より難しい東大や早慶の問題では語彙力の⾄らなさから読解スピードが落ちてしまいました。

J PREP での学習が受験勉強と英語力養成に役立った点
大きく分けて二点あります。
一つ目に英語で話すことに抵抗がなくなったことです。
J PREPのネイティブは先生というよりむしろ先輩や友達のような存在でした。
ネイティブパートでは授業関係の話だけでなく世間話もすることができました。
僕の担当だったMinaは生徒と仲良くなろうと積極的に話してくれていつも話し込んでしまいました。
このように鍛えた英会話力は現行の試験では測ることはできませんが将来役に立つ・必要なものであると確信しています。
二つ目に文法が得意になったことです。
桂先生は趣味が英文法というだけありすごく詳しいです。
Term A で習った文法がTerm B, Cで登場しており、忘れた頃に再度出会えたことで長期記憶に残りやすくなりました。
文法は非ネイティブが言語を学習する上でこの上なく大事なものであり、そこをしっかりと学習できたことは長文読解だけでなく英作文を書く上でも役に立ちました。

●選択科目
僕は文系なので文系の選択についてお話しをさせてください。
一般的に文系は世界史・日本史・地理の中から2科目、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の中から2科目を進路選択の際に選択します。
社会については世界史・地理選択がおすすめです。世界中全ての地域が歴史を持ち現代はその歴史の上に存在しています。
そのため、現代社会が対象である地理で学習する内容(例えば宗教など)は世界史の学習をしていればアタリマエのことになります。
このように分野の重複が多く負担が少ないのが特徴です。
理科については好きな科目を選ぶのが良いと思います。数学がある程度得意な人であれば暗記量が断然少ない物理基礎を選択するのがおすすめです。

●受験を振り返って
結果的には第一志望であった東京大学に落ちてしまいましたが、受験勉強を通じPlan(計画) → Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を繰り返し目標に向かって努力することを学びました。
漠然と先生に⽰された課題をやるだけでは学力は伸びません。
先生が⽰されることまでも批判的に捉え自分に合う勉強法を生み出せたら合格まであと一歩。頑張ってください。