- King’s College London
- 青山学院高等部
今回は、私のイギリスの大学への受験に関する体験談と、J PREPに入塾させていただいたきっかけや感謝の気持ちをシェアさせていただきます。
【留学について】
まず、私が留学を志したのは、高校一年生のときでした。
それ以前から英語と歴史が大好きだった私は、「国際関係論(政治や外交政策)」という学問について専門的かつグローバルな環境で学びたい、と考えていました。もちろんその学問自体は日本の大学でも学ぶことは可能ですが、私自身が大切にしているキーワードである「異文化の環境で」「語学力を高めながら」「将来、最先端の学びを日本に還元したい」を実現したいと考え、「海外留学」という選択肢にたどり着きました。
進学先については特に、世界で唯一の研究機関として、戦争と平和について総合的・専門的に学べる学部を持つ「King’s College London」への進学を目指すことにしました。
【J PREPとの関わり】
海外留学に至る過程で、J PREPが非常に大きな影響を持っていたと確信しています。
私がどのような経緯でJ PREPに入塾し英語が上達していったのか、そして私がどのようにして大学を受験したのかについて紹介します。
私は小学校六年生の春にJ PREPに入塾しました。
きっかけは、もともと人と話すのが大好きで、特に「サッカーやラグビー、そして音楽といった自分の趣味に関する話題を、世界中の人と気軽に話し、気持ちを分かち合いたい」というモチベーションから、英語を習い始めることになりました。今振り返ると、英語を「勉強の一科目」としてではなく「より多くの人と話すためのツール」としてとらえていたのかもしれません。
入塾説明会の日はワクワクしながら参加し、両親には「絶対に途中で辞めることなく頑張る!」と約束した自分を昨日のことのように思い出します。
最初に入ったES110のクラスでは、英語の発音の基礎となる「フォニックス」に徹底的に取り組みました。
この「フォニックス」が、後の私の英語の発音を形作ったものだと思います。あの頃は正直、これをいつまで、あと何回やるのだろう、と退屈に思っていた基礎トレーニングが、しっかりとした発音が身についた今では、どれだけ大切なものだったのかと実感し、本当に感謝しています。
また、毎週課される「Submission Video」も、私が欠かさずに取り組んだ課題の一つです。英語の発音の微妙な間違いをしっかりと見逃さずに指摘してくれたおかげで、週ごとに自分の課題を見つめ直し、どんどん上達していくことを実感できました。
もう一つの英語が上達した時期は、ES350とES450に在籍した二年間です。
この二年間は、中2、中3の二年間でしたが、学校の勉強(授業やテスト、宿題など)と部活(ラグビー部)が本格化して毎日が本当に忙しくなり、その両立に悩んだ時期でした。J PREPでも、私には絶対に無理だと思える量の課題が出され、本当に厳しかったのを覚えています。毎週出る文法の課題や読書の課題に悪戦苦闘しながら、そこから逃げずに、コツコツと積み上げ必死に取り組んだ二年間で、学校生活と語学学習の効率的で計画的な勉強スタイルが身に付き、「英語を勉強する」事から今にもつながる「英語で勉強すること」へとシフトすることができたと考えます。
高校生になり、学業と部活の両立にもすっかり慣れ、将来に向けて海外大学への進学を具体的な目標として決めた頃からは、「J PREP Scholars」に所属し、留学に必要な「IELTS™」対策などのより実践的な英語学習を始めました。
ここでテストの過去問題にたくさん触れ、一つ一つの出題パターンを細かく、丁寧に一年間かけて学習したことは、その後の大学受験の場面でも大変役立ちました。四技能すべての項目をトレーニングすることができ、各ターム末にはIELTS™の模擬試験が受けられるJ PREPで、より本番に近い経験を積むことができたのも、本当にありがたかったです。
最終的には、「Overall 7.5」というスコアを取ることができ、無事に第一志望校にも合格することができました。
そして、J PREPには受験校に提出する自己推薦文「パーソナルステートメント」作成の際にも、本当にお世話になりました。特にMina先生とKalau先生には、最後まで熱心に、また親身になって相談に乗ってくださったことに、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
【後輩へのメッセージ】
J PREPでの学びは、最初は大変だと感じることもあると思います。私自身もたくさん悩みました。
学校の勉強や部活とJ PREPの両立はもちろん、友達とも遊びに行きたいし、アルバイトだってしたいと思います。
でもそこを乗り越えて「英語」という武器を手に入れるためには、絶対に必要な通過点だったと思います。どれだけ自分が「本気なのか」を試されていると思って、あきらめずにチャレンジしてほしいと思います。
私もJ PREPを卒業したからといって、英語との向き合いが終わるわけではありません。まだまだ勉強を継続したいと思っています。
今、留学をしてみたいと思っている人、英語を身に着けていろいろな人と話してみたいと思っている人、理由はいろいろとあると思いますが、まずはJ PREPで一歩を踏みだすことを、強くお勧めします。
その先にある未来のために一緒に頑張りましょう!