- 福島県立医科大学 医学部
- 頌栄女子学院高等学校
〇 J PREPクラス遍歴
中学2年生の10月頃に入塾
ES250→ES350→ES450→EA570→EA680
(高校二年生から国内大学受験コースに進学するためのテストで一度不合格になったが再試験でEA570に入れて頂けました)
〇 J PREPでの英語学習(中学二年生から高校一年生)
大学受験勉強をまったく意識することなく英語にたくさん触れて、楽しいと感じることを大切に勉強していました。特にネイティブ(英語母語)の先生の授業ではたくさん発言できるように宿題だけは欠かさず丁寧に頑張りました。初めは、英語があまり得意ではなく(中学三年生まで学校の定期テストでは赤点がほとんどでした)戸惑ってしまうこともありましたが、高校一年生になると急に英語が好きになり得意科目になりました。宿題が大変だと思っても、授業についていけないと思っても、毎週3,4時間の宿題をやる時間はいつか絶対に楽しいと思える時間に変わるので気合で乗り越えてください。
高校一年生の後期には国内大学受験コースに入るためのテストがあります。私は、ようやく英語が得意科目になり好きだと思い始めていた時期だったにも関わらず不合格となりもう一度ES450を受けることになりそうでした。一気に英語が嫌いになりそうでJ PREPも辞めようかと考えたのですが、再試験を受けるチャンスがあり、無事に合格することが出来ました。一度試験に落ちてしまっても、J PREPに今まで真面目に通っていて、本当に英語力を向上させたいという意志があれば、再試験できっと合格できます。諦めずに貪欲に挑戦してください。テストに落ちないようにするために、ES450からは少し英語に慣れてくると思うので文法に力を入れて学習することが大切だと思います。
〇 J PREPでの英語学習(高校二年生から高校三年生)
無事にEA570に入ることが出来たので、何事にも全力で取り組み、レベル6ではEA680かEA690に入ろうと思い頑張りました。毎週授業の復習テストがありますが、毎週合格点は必ず死守していました。文法が最後まで信じられないくらい苦手だったのですが、テストのおかげで文法の基礎はしっかり固まったと思います。国内大学受験コースに入ってからはJ PREPの宿題をしっかりやってそれ以外は何もやりませんでした。いろいろな参考書に手を出しすぎるとかえって中途半端になるのでJ PREPの課題を極めることを優先したほうが良いです。高校二年生までに英語をしっかり固めておくと、(どの模試でも偏差値65~70を取り続ける)高校三年生になってから、違う教科に時間を割くことが出来ます。J PREPにいると周りにいる友人の頭が良すぎて不安になることがありますが、自分に自信を持ち続けて頑張れば、何気に気づいたら優秀な方々に仲間入りできます(笑)。また、J PREPの教材も難しくなるのでわからないところは必ず講師の先生に質問し、たくさん頼ることも大切です。
〇進路選択
小さいころから医療系の仕事に携わりたいと思っていました。元々勉強が得意なほうではなかったので、たくさんの人に医学部は反対されることもありましたが、自分の志は曲げずに最後まで医学部を目指し続けました。自分の人生なので、誰に何を言われようと、覚悟と責任を持つことが出来ればきっと一番良い道が開けるはずです。また、私の両親が私のどんな選択でも応援してくれると言ってくれていたのは今でも感謝しています。
〇大学受験全体の流れ
・10月
私の本格的な受験は10月の防衛医科大学校から始まりました。現役生は基礎が固まるのが遅いため合格するのはむずかしく、落ちた時に落ち込んでしまうから受験を控えるという選択肢もありますが、私は受けたほうが良いと思います。受験当日までに対策する中で普段の勉強よりも気合が入り知識が大幅に定着するチャンスとなりますし、当日には本番の緊張感も感じられ最後のエンジンをかけることが出来ます。
・11月
私は理科の知識が全く定着していなかったので、化学の重要問題集と生物の大森徹の最強問題集だけをひたすら繰り返しました。
・12月
部活動で全国大会に出場した経験があったため、学校推薦を受けることに決めました。学校推薦を受けられる基準に共通テスト8割以上という基準があったのでとにかく共通テストで得点できるように対策を始めました。しかし、最後の共通テスト模試では7割4分でした。
・1月
共通テストまで諦めることなく必死に対策をし、本番では過去最高点数で、学校推薦の基準であった8割以上を得点することが出来ました。ですが、この時点で全く私立医学部の対策をしていませんでした。そのため、1月22日の国際医療福祉大学は不合格という結果でした。その後は、気持ちを切り替えて私立医学部の中では一番行きたかった順天堂大学の対策を始めました。
・2月
1日に福島県立医科大の学校推薦の入試があり、受験しましたが、手ごたえがなく落ちたなと思い帰宅しました。3日に順天堂大学があったのでテストが出来なかったことは忘れました。2月3日の順天堂大学はとても上出来で絶対合格したと思いました。そして、10日に初めての合格を順天堂大学から頂き面接にむけて準備しようと意気込んでいたところ、12日に福島県立医科大学からまさかの合格を頂き私の受験は終了しました。
〇まとめ
この受験生活を通して大切だと感じたことは2つあります。1つ目は、高校二年生までに1教科でも仕上げておくことです。私は、英語を仕上げて高校三年生の時にはJ PREPの教材しか勉強しませんでした。特に国公立志望だと勉強しなければならない教科数も多いため、1教科やる必要がないのはとても楽です。2つ目は、共通テストをおろそかにしないことです。共通テストは他人との戦いではなく自分との戦いなので、少しつらいかもしれませんが、共通テストを制すことが出来れば受験を制すことが出来ます。二次試験対策に逃げることなく、しっかり共通テストの対策をしたほうが良いです。
受験生活は長いようであっという間に終わります。この時期しか味わえない楽しさや辛さをたくさん堪能してください。そして、塾の先生にはたくさん頼って、質問してください。J PREPにはたくさんの素晴らしい先生方がいます。私も数え切れないくらい丁寧にご指導いただきました。J PREPに通うことが出来て幸せでした。本当にありがとうございました。