- 北海道大学 総合入試理系
- 神奈川県立高等学校
・J PREPでの英語学習について
他塾とJ PREPの大きな違いはJ PREPではネイティブパートでの聞く・話す能力の向上や多読・速読により、受験英語に留まらない本質的な英語力を獲得できることです。特にネイティブ(英語母語)の先生方の英語を自分の耳で聴くことは、リスニング能力向上はもちろん、自分の発音を上達させることにも繋がりました。自分は高校2年からJ PREPに入り、はじめのES450では一つ下の学年の人が多いクラスでしたがディスカッションでハキハキと喋れる人が多く驚いたのと同時に、とてもやる気が出ました。学年別のクラス編成でなく自分の実力でどんどん上のクラスに行けるのもJ PREPの良いところだと思います。
・英語勉強法
部活が週6でとても忙しく高3夏まで勉強に本腰を入れて取り組めなかった自分にとって、ES450の宿題の量は気がおかしくなりそうな程でした。本当に本当に大変でしたが、毎週たくさんの文章を読み、わからない単語や言い回しを調べ、自分の言葉で要約するという一連の作業を繰り返すことで文章を体系的に理解することを習慣化できたと思います。これが、英語にとどまらず日常での日本語の理解を深めることにもつながった気がしています。英語を武器にできれば強いです!めげずに頑張りましょう。EA680は受験対策とは称するものの様々な技能をバランスよく身につけることができる授業でした。高3になっても前述のようなネイティブパートでの本質的な英語を身につける機会があったことは、受験が終わった今でもこれからの英語学習のエネルギーになっています。受験に向けては授業の復習と無敵の英単語をやっていればどんなに忙しくても勝手に英語力がついていきます。授業で扱った文章が詰まらず読めるくらい繰り返し音読し、単語は単純に日本語の意味で覚えるのではなく英英辞典などで意味を把握するのがおすすめです。
・北海道大学を志望した理由
自分はこの先人類が生きている限りなくなることがないと思われるものの、未だ世界的に供給の不均衡などの問題が起こっている「食」というジャンルについて国際的に学びたいと思い農学を志しています。そのため、自然豊かな広大な土地で様々な人と出会うことができ農学校としての長い歴史がある北海道大学農学部を志望しました。北大には新渡戸カレッジという留学をサポートする機構もあるので国際的に学びたい自分にぴったりだと思います。北大の理系の前期は、総合入試という選抜形式(総合型選抜とは異なるもの)で1年次は総合教育部に所属し、その1年間の成績が良い人から順に2年次から行きたい学部を選べるというシステムです。そのため現段階で農学部に移行できるという確証は全くないのですが、1年間北大で学ぶ中で学部を決めることができるのでまだ行きたい学部が明確に決まっていない人にはとてもおすすめです。北大の入試問題に関しては、英語はJ PREPの国内受験対策コースを受けていれば満点を狙えるレベルだと思います。数学、理科も基礎レベルの問題が中心なので教科書、問題集などを何周もして基本を確実に身につけることを意識しました。総合理系は自分の得意な科目(理科または数学)で重点を決めて受けることができる(選抜群によって科目ごとの満点の割合が異なります)ので上手く計画を立てれば受験しやすくなります。受験対策に割ける時間が短くても自分の学力を俯瞰して、戦略を立てて受けたことが合格につながったと思います。この文章が1人でも多くの北大受験生の力になれたら幸いです。