• Pomona College
  • 渋谷教育学園渋谷高等学校

小学生の頃から映画が好きで、映画監督になることが夢でした。また、両親がアメリカの大学を卒業しており、幼い頃から彼らの話を聞くうちに、漠然とアメリカの大学に憧れを抱くようになりました。

中学に入学してから、「いつかアメリカの大学に進学したい」という気持ちが強まり、英語の勉強に力を入れようと決意しました。その第一歩として、J PREPに入塾し、ES150のクラスを受講。しかし、アルファベットの暗記すらおぼつかなかった当時の自分にとって、J PREPの授業は非常にレベルが高く、秋頃には学校の課題との両立が難しくなり、退塾を決めました。

その後も学校の授業で英語の学習は続けていましたが、中学3年生になると、J PREPで学んでいない文法事項が増え、少しずつ自信を失っていきました。そこで高校入学のタイミングで親と真剣に進路を話し合い、「映画を学ぶためにアメリカの大学に行く」という目標を明確にしました。しかし、その時点での英語力は決して十分ではなく、もう一度本気で英語を学ぼうと決意し、高校1年生でJ PREPに再入塾しました。

Scholarsのテストを受験した結果、ES360とES450の受講を勧められましたが、自分の目標に対してそれでは不十分だと感じ、先生に相談してより上のSA500クラスを受講することに決めました。帰国生が多く在籍するクラスでは、そのレベルの高さに圧倒され宿題を終わらせるのに精一杯でした。「自分が決めた道を諦めたくない」という一心のみで継続することができました。

高校2年生ではSA550でTOEFL®対策、LA510で苦手だったライティングの克服に努めました。しかし、TOEFL®の点数は伸び悩み、初めて受けた高2の9月には87点、12月には92点、3月も92点と停滞。その時、親から厳しく叱責され、それまでの自分の甘えを反省し、本気で英語学習に取り組むことを決意しました。
高校3年生になり、部活が終わり履修科目も減ったことで、英語に集中できる時間が増えました。その結果、7月にはTOEFL® 100点、11月には107点を取得しリーディングは満点でした。SATは、R&W 720、MATH 780で目標の1500を12月に獲得しました。

日本で生まれ育ち、中学から英語の学習を始めた私がここまで英語力を伸ばせたのはJ PREPの影響が大きかったと確信しています。ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業、意識の高い生徒たちに囲まれる環境は、自分にとって大きなモチベーションとなりました。自分の英語力の低さに落ち込むことは度々ありましたが、「諦めたくない」という気持ちだけは常に持ち続けていました。

長い間英語学習を継続できた理由の一つは、自分の夢や目標を論理的に説明することを常に意識していたことです。高校1年生でアメリカの大学への進学を決意してから、なぜ映画監督になりたいのか、なぜアメリカで学ぶ必要があるのかを言語化し続けました。初対面の人に説明できるくらい明確な理由を持つことで、自信にもつながり、勉強のモチベーションを維持することができました。またこの習慣は、三年生になって大学に提出するエッセイを書く時にも大いに役に立ちました。

J PREPでの学びは、単なる英語のスキル向上にとどまらず、自分の目標に向けて努力し続ける力を育ててくれました。この経験を活かし、アメリカの大学でもさらに学びを深め、将来の夢を実現させていきたいと思います。
英語の勉強や米国大学出願の過程で苦労している人にとって僕の経験が少しでも参考になると嬉しいです!