• 慶応義塾大学 理工学部
  • 白百合学園高等学校

私は、両親の勧めで中1から6年間J PREPにお世話になりました。ES210からスタートして、高校1年でオールイングリッシュのSA530を取り、高校2年から国内大学受験コースを取りました。
英語が特に好きではなかった私が英語が好きになり、絶対的な武器にできたのはひとえにJ PREPのお陰です。

私は人前で話すことが苦手だったため、入塾当初、ネイティブ(英語母語講師)パートで自主的に英語で発言することを求められて戸惑いました。
それでも何度も挙手をして失敗も繰り返すうちに、自主的に発言することへの抵抗感が薄まっていきました。
文法が間違っていても、相手に自分の意見が伝わることが重要であることに気づいたのは大きかったと感じています。

J PREPの授業はたくさんの素晴らしい点がありますが、その中でも特に私の英語力向上と成長に繋がった3点について書こうと思います。

1.2視点からの英語学習
国内受験に向けての英語の学びについて、J PREPでは2視点から構成されていると感じます。1つ目は英語母語話者視点、2つ目は日本語母語話者視点です。
ES(コア・カリキュラム)では、海外の学校で使われる教科書をメインにして文法を学び、英語母語感覚で文法の大要を身につけます。
そしてEA(国内大学受験カリキュラム)で、言語学的観点から細かい部分まで文法を仕上げていきます。
どちらも大変で二度手間かのように思えますが、受験ではこの2つの視点が役立ちます。試験でまずはEAの知識で問題を解きます。
これでほぼ全ての問題は解決するのですが、いわゆる捨て問(大半の受験生が諦める超難問)では知識だけで解くことはできません。
そんな時にESで培った感覚で解くことで、英語で大きな差をつけることができました。これはJ PREP生の特権です。

2、レベルの高い仲間たち
J PREPには素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃるのはもちろんですが、共に切磋琢磨できるレベルの高い仲間の存在は英語力向上の大きな鍵でした。
特にSA、EAの生徒のレベルの高さには驚かされました。
周りが、私と同じように日本で英語を学んでいたESとは一変、ほぼ全員が留学経験者またはインターの生徒だったSAは、授業はもとより休み時間の雑談も全て英語でした。
友達の英語を聞き取れず、ディスカッションでパニックに陥ることは往々にしてありました。
しかしこの1年で、ただ意見を述べるだけでなく、その場で英語で意見を交換し、会話をナチュラルにできるようになりました。
EAでは常に自分の知識不足と英語力不足を思い知らされました。高2最初の文法授業で、何の話をしているか全くわからず、半泣きで授業を受けていたのを覚えています。
兎に角必死で授業に追いつこうと思い、毎回先生を質問攻めをしていました。
どんなに努力をしても常に上がいる状況に何度も悔しさを覚えましたが、そのおかげで現状に満足せず努力を続けたのが、英語力向上の秘訣となりました。

3、英語で学ぶ教養
J PREPの一番の特徴かつ一番素晴らしい点は、英語を用いて教養を深め人として成長できる点だと思います。
教材に海外の大学で用いられている書籍が採用されており、歴史、哲学、AI、倫理など幅広いテーマについて常に深く考えさせられました。
ネイティブ(英語母語講師)パートの予習では、何よりも問いに対する自分の意見を考える事に時間がかかり、1問につき30分以上考え込むこともよくありました。
書籍を読むのも考えるのも難しかったですが、授業で先生や仲間とのディスカッションを通して知識も視野も大きく広がりました。
英語を用いて教養を学ぶのはJ PREPでしかできません。

私の英語力は全てJ PREPで培われました。J PREPでは英語自体を学ぶと同時に、英語を用いて人間として成長させていただき、世界に通用する教育を受けさせていただきました。
受験に対しても、私は高3の時は理科の勉強に追われて英語はJ PREPの予習復習のみ取り組んでいましたが、それだけで英語を一番の武器にできました。
J PREPを信じれば必ず大丈夫です。J PREPの先生方やTAの方々は、英語だけではなく受験全般の相談も乗って下さる頼りになる存在で、支えられてここまでやってこられました。