幅広いジャンルの文学作品を読み、
ディスカッションを通して分析的な考え方を身につけるコース

LA500 Great Books Course Overview

In this course students will read books typical of American junior high school and high school level required reading. Students will do reading assignments at home and come to class prepared to ask and answer questions about the books. Students will learn critical reading and literary analysis skills, allowing them to better understand and appreciate great literature. Students will also strengthen their discussion skills as they talk about the books in a lively student-led environment. Students will write weekly Reading Journals to share in class, and will submit one short essay per term analysing and expressing their opinion on an aspect of the text(s). Students should be confident in their ability to read English if they are considering this course.

幅広いジャンルの文学作品を読むコース。文学に対するさまざまな解析方法や、使用されている表現技法を学んでそれらの効果について理解を深めながら、文章を論理で読み解く方法やディスカッションのスキルも学ぶ。教材は、アメリカの中学や高校で取り上げる文学作品を扱う。

Main Target 中学生・LA400修了者
School hours 2 hours
Next Course LA510, LA511, LA512, LA600, SA500, SA530, SA550, LA500
Available Site Shibuya
Main Target
中学生・LA400修了者
School hours
2 hours
Next Course
LA510, LA511, LA512, LA600, SA500, SA530, SA550, LA500
Available Site
Shibuya

幅広いジャンルの文学作品を読み、
ディスカッションを通して分析的な考え方を身につけるコース

LA600 Great Books Advanced Course Overview

Tailored to high school students who are interested in reading a wide variety of important works of world literature in a number of different genres and discussing a variety of analytical approaches to literature.
Students will do reading assignments at home and come to class prepared to ask and answer questions about the books. Students will learn critical reading and discussion skills as they talk about the books. The books in this course are at the level of required reading for high school and college-level students. The books are not abridged or simplified in any way, so students should feel comfortable reading in English if they are considering this course.

古典から近現代小説まで幅広く、より本格的な文学作品を読むコース。LA500同様に、文章を論理で読み解くクリティカル・リーディングやディスカッションのスキルを学び、難解な作品の読解力を養う。教材は、シェイクスピアなど、アメリカの高校や大学で取り上げる文学作品を扱う。

Main Target 高校生
School hours 2 hours
Next Course LA511, LA512, SA530, SA550, LA600, SA580, SA650
Available Site Shibuya
Main Target
高校生
School hours
2 hours
Next Course
LA511, LA512, SA530, SA550, LA600, SA580, SA650
Available Site
Shibuya

Student’s Voice

アメリカ / ニューヨーク州 現地校へ進学所属コース:LA600 
学年:高校2年


僕は一度目のアメリカ滞在(小3~中1夏)から2015年夏に帰国し、2019年夏(高2)に再び渡米するまで4年間J PREPに在籍していました。米国で培った英語力をキープできたことはもちろんですが、何より授業内で行った英文学に関するディスカッションやエッセイが、米国の高校の授業で大いに役立っています。

例えば、J PREPで取り扱った本は米国の高校生なら誰でも読む重要な文学ばかりで、渡米後に国語の授業を受ける際の基礎となっています。
またJ PREPの授業は一方的に生徒に知識を教えるのではなく、それぞれのテーマに対して先生とともに議論していくスタイルで、大変刺激を受けました。そこで学んだ主題に深く切り込んでいく考え方は、米国の高校生活でも非常に生かされていると感じています。

保護者の声

J PREPでのリーディングや学習を通じて蓄えた知識やディスカッションの能力が、現地校での学習の非常に生きているように感じます。日本の学校生活の中では、英語という科目で高得点を取ること=英語ができるという認識になりがちですが、英語でいろいろな分野の議論や考察が支障なくできることこそが到達点なのだと改めて感じました。まさにJ PREPが当初から掲げておられる理念だと痛感しています。一方で、学業的には素晴らしい素質を持っている日本の優秀な高校生たちが、英語でのハンディキャップを負うことのもったいなさ、教育システムの歯がゆさも痛感しました。J PREPの講師陣の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

イタリア / UWC Adriatic (インターナショナル・スクール)へ進学所属コース:LA600 
学年:高校2年


私が惹かれたJ PREPの良さは英語では終わらない点です。例えばTOEFL®や文法の授業では問題をひたすら解いて理解するだけでなく、半分の時間をディスカッションに設けたり、スピーチやプレゼンテーションをTermの最後に発表したりと、英語の延長線を体験できます。ES450の時、仮定法過去や過去完了を用いてDeforestation(森林破壊)についてスピーチをしました。自分が学んだことを確実に自分のものにし、使え、伝わる、この一連が自分の中で明確になり感動した瞬間を今でも覚えています。

今回私が行く学校はIB教育という、狭く深い学びを養う教育を行う学校です。つまり、高い英語力は最低限の基本で、批判的思考力、論理的思考力、想像力が受験時にも大いに求められました。J PREPで私はこの全てを吸収しました。生涯記憶に残るようなクラスメートや先生方の意見が多く飛び交う教室は熱いものでした。また、新たな見解を自分で見いだせた時の景色は壮大なものでした。毎週、未知の領域に入るような興奮を覚えながら門をくぐり、新たな発見に満たされながら門を出ました。J PREPで私は、英語の延長上をどこまでも歩くことができたのだと思います。

LA600で関わった多くの物語の問題点は「対話を恐れている」ことでした。対話をしないから傾ける耳がなく、傾ける耳がないから他者理解ができないでいる。それは時に差別を招き、暴力を招き、人を傷つけ、自分をも傷つけてしまう。これらの悲劇が描写されていました。さらに扱った物語はどれも時期が異なりました。19世紀初頭の話もあれば20世紀の話もあり、そして21世紀の私達がそれらの物語を読んでいました。つまり、事の本質はどの時代も変わっていないように思えました。繰り返される悲劇や新たな問題を抱えている世界は、まだどこかで「対話を恐れている」のかもしれません。今回、私は80か国以上から集まる生徒とイタリアの地で2年間苦楽を共にします。これからは日本の「常識」だけを物差しに、人や問題の良し悪しを図ることは一切できません。だからと言って、日本人としての個性を失う事も間違いです。つまり「対話」が必要となり、その「対話」をこの5年間J PREPでたくさん経験してきました。私が学んできたのは英語の点を上げるだけでないことを、私自身が証明して行きたいと思います。J PREPが教えてくれたのは決して高校・大学受験などの人生の1コマで生きるものではありません。自分がどのような状況下においても発揮する事のできる知恵と人間性です。環境が異なる場にこの歳から行くのは不安ではありますが、J PREPで得た全てを行使しながら新たな収穫を得たいと思います。

この大変充実したJ PREP 生活の中で巡り合った全てのクラス、クラスメート、そして先生方に心からの感謝を申し上げます。

保護者の声

幼少期から大好きなミュージカルや本を英語で読む、分からないものは推測して自分なりに読む、まるでクイズのような遊びの延長として捉えていた娘に小学校高学年にそろそろきちんと英語と向き合う塾はないかと探していた頃、J PREP の理念に共感し入塾しました。Scholarsの Liberal Arts courseでは、教養の高いネイティブ(英語母語)講師からの授業のみでなく文学解釈・歴史・他国文化・人生経験等の深い話が聞けることが毎週楽しみで通っていた姿が印象的でした。入塾当時の幼かった娘も気がつけば週1の通塾を通して自然と異なる価値観の中に身を置いてみたい、一定の国籍でなく多国籍の同級生とたくさんの議論をしてみたいと1度きりのUWC受験を志すようになったのだと思います。J PREPは人生の転機の1つになりました。

From Instructor

Jonathan Ingram

Education: BA in English, Georgetown Univeristy

In Great Books classes, I try to follow the model used in competitive American high schools. Books are drawn from the list of texts considered in Advanced Placement tests as well as lists for international prizes, and students discuss not only the books we read, but also a variety of critical approaches to literature. My goal is for students to feel comfortable and confident with any literature in English that they encounter, either in their studies or in their private lives. Consistent with the culture of elite American schools, classes are taught in a seminar style, with students expected to actively participate in analytical discourse. My role as instructor is to ask questions more than I lecture, and to encourage students to work through issues together in a collaborative and rigorous way.

Liberal Arts Courses