Level3修了者が大学での勉学の基盤となる教養や学術的な語彙力、表現、勉強法を習得するコース

コア・カリキュラムの最上級コース。大学入試にも通用する高度な文法知識、学術的な語彙や表現方法を学びます。日本語母語講師の授業では、ひととおりの英文法を履修済みであることを前提に、難易度の高い問題演習に加え、和訳・英訳の演習を数多くこなして緻密に英語を読み書きする力を伸ばします。

英語母語講師の授業では洋書の原著を用い、学習者向けではない生の英語を読み解く力をつけるとともに、ディスカッションを通して英語で思考・表現する能力を磨きます。アカデミック・ライティングでは複数パラグラフで構成されたエッセイの書き方を学び、大学受験のレベルを超え、大学入学後も通用する本格的な文章を書くためのスキルを培います。

開始時目安 CFER B2、英検準1級 修了時目標 CFER C1、英検1級

※CEFR:外国語の学習・教授・評価のための「ヨーロッパ言語共通参照枠」
※受講にあたってはレベル認定テストの受験が必要です。

授業構成 週1回180分の授業時間で、日本語母語講師と英語母語講師が交代で指導します。
日本語母語講師(90分) 文法演習・読解演習
英語母語講師(90分) CLIL、作文演習

受講生の声

実践的な学びを通じて確かな英語力を獲得所属コース:ES450 
学年:中学校2年


初めてJ PREP の説明を受けた際、ネイティブの先生(英語母語講師)の授業が1 時間~ 1 時間半あるということに不安を抱いたことが忘れられません。しかし、最初は日本人の先生(日本語母語講師)の助けを借りながら、次第に自分自身で意見を表現できるようになりました。
動画教材での学習は、自宅などで失敗してもいい環境で練習できるので、繰り返すことにより自信がつく重要な要素だったと思います。英検®でネイティブとやり取りする場があった際にも、日本人と話すときと違いを感じなくなり、実力の伸びを実感しました。

また、文法の授業では、表現の形だけでなく、その文法が文語的なものか、口語的なものかなど実際に使用するという観点での授業が多く、実践的な力として英語力がつきました。
さらに、事務局サポートデスクの方に、コース変更やテストの点数が芳しくなかった際にも親身に相談に乗っていただき、お陰で不安なく授業やテストに臨める環境にいることに、とても感謝しています。

授業で扱うテーマが面白く、新しい世界が広がる所属コース:ES450 
学年:高校1年


私がJ PREPに通い始めたのは中1の頃で、ES120からのスタートでした。学校とは異なり、ネイティブの先生と少人数でやりとりできるので、英語を聞いて話すことに抵抗がなくなってきました。また、ライティングでは文章の書き方を丁寧に教えていただき自分でも上達した、という実感が湧いています。そうした教えがなかったら自分で英語の文章を作ることは今でも苦手にしていたのではないかと思います。そして周りとディスカッションを重ねることにより、日本の学校ではなかなか学べない、「自分の意見を発信する力」も身につけていくことができると感じています。

受講コースが上がるにつれ、特にネイティブ・パートの授業が難しくなってきたのですが、授業で扱うテーマが面白くて新しい世界が広がる感じがしています。私はただ単にテキストをなぞる授業でないところが好きでJ PREPに通い続けているのだろうなと改めて思いました。

担当講師から

松山 晃之 Teruyuki Matsuyama

Hunter College of the City University of New York (美術史修士号(Master of Fine Arts)を取得)

ES450は「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」への切り替えが行われるコースです。今の世界における最新の思想を知り、それらに対して自分の意見を持ち、その意見を英語母語講師とのディスカッションの際に英語で表現することが求められます。そのためには、日本語母語講師と学ぶ高度な文法や語彙知識がもたらす表現力が必要です。座学で学び実践で使うことで知識から経験に昇華された「強い」英語力は、いずれ皆さんが受験で直面する長文読解や選択肢問題などを「直感的に」解くことにもつながります。求められるレベルは高く予習量も多いですが、必死に食らいつき、一年間のプログラムをやり遂げた暁には、受験生としても知識人としてもズッシリとした確かな自信が手元に残るはずです。